ぼくの心は炎に焼かれる : 植民地のふたりの少年

Bibliographic Information

ぼくの心は炎に焼かれる : 植民地のふたりの少年

ビヴァリー・ナイドゥー作 ; 野沢佳織訳

(BFT)

徳間書店, 2024.3

Other Title

Burn my heart

Title Transcription

ボク ノ ココロ ワ ホノオ ニ ヤカレル : ショクミンチ ノ フタリ ノ ショウネン

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Description and Table of Contents

Description

一九五一年、ケニア。十一歳の白人少年マシューが寄宿学校から自宅の農場へもどってくると、家のまわりのフェンスが以前よりも高くなっていた。白人から土地を取り返そうとするキクユ人の集団におそわれる農場がふえているせいだ。そうした集団を、白人は“マウマウ”と呼び、恐れていた。キクユ人のムゴは、マシューの住む邸宅の台所で下働きをしていて、マシューから兄のようにしたわれている。しかし、マシューに頼みこまれてついたうそのせいで、主人であるマシューの父にしかられることもあった。そんなある夜、ムゴの家にマウマウの一団がやってきて、ムゴの両親や農場で働くキクユ人たちを仲間に引き入れようとするが…?イギリス植民地時代のケニアを舞台に、白人と黒人、ふたりの少年の視点から、アフリカの歴史の一場面を描きだす。南アフリカで生まれ育ったカーネギー賞受賞作家による、心がひりひりする歴史フィクション。

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  • BFT

    徳間書店 1996-

Details

  • NCID
    BD08581128
  • ISBN
    • 9784198657963
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    231p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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