ぼくの心は炎に焼かれる : 植民地のふたりの少年
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ぼくの心は炎に焼かれる : 植民地のふたりの少年
(BFT)
徳間書店, 2024.3
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Burn my heart
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ボク ノ ココロ ワ ホノオ ニ ヤカレル : ショクミンチ ノ フタリ ノ ショウネン
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Description
一九五一年、ケニア。十一歳の白人少年マシューが寄宿学校から自宅の農場へもどってくると、家のまわりのフェンスが以前よりも高くなっていた。白人から土地を取り返そうとするキクユ人の集団におそわれる農場がふえているせいだ。そうした集団を、白人は“マウマウ”と呼び、恐れていた。キクユ人のムゴは、マシューの住む邸宅の台所で下働きをしていて、マシューから兄のようにしたわれている。しかし、マシューに頼みこまれてついたうそのせいで、主人であるマシューの父にしかられることもあった。そんなある夜、ムゴの家にマウマウの一団がやってきて、ムゴの両親や農場で働くキクユ人たちを仲間に引き入れようとするが…?イギリス植民地時代のケニアを舞台に、白人と黒人、ふたりの少年の視点から、アフリカの歴史の一場面を描きだす。南アフリカで生まれ育ったカーネギー賞受賞作家による、心がひりひりする歴史フィクション。
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