江戸期における河川舟運と流域生活圏の形成

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江戸期における河川舟運と流域生活圏の形成

大木昌編著 ; 齋藤百合子著

論創社, 2024.10

Title Transcription

エドキ ニオケル カセン シュウウン ト リュウイキ セイカツケン ノ ケイセイ

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Note

本書の基となったのは明治学院大学国際学部付属研究所の共同プロジェクト「海と山が醸成するアジアの文化」(2009-2011年)および「流域文化圏形成の研究」(2012-2014年)

参照文献一覧: p488-497

Description and Table of Contents

Description

日本において、地域社会や地方文化はどのようにして形成されたのか?個性ある社会や文化をもつ地域社会の形成には、河川舟運が大きく関与していたのではないか―本書は、江戸期に発達した河川舟運によるヒト・モノ・カネ・文化(情報)の交流史に着目し、多様な「流域生活圏」の形成過程をとおしてこの問題を解明しようとする野心的な試み。

Table of Contents

  • 第1部 河川舟運の歴史と基本問題(舟運研究の背景と意義;日本における河川舟運前史―古代から近世まで;舟運の基本構造;舟運と「塩の道」―「塩経済圏」と「塩生活圏」の形成)
  • 第2部 河川別舟運の実態と流域生活圏(北上川の舟運と流域生活圏の形成;最上川の舟運と流域生活圏の形成;利根川水系―関東広域生活圏を支えた川;越後から上州へ渡った飯盛女と八木節―越後と上州を結んだ利根川;天竜川と舟運と「南信三遠」文化圏の形成―鹿島(二俣地区)を中心として;中国地方東部の舟運―吉井川・旭川・高梁川)

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