日蘭貿易の歴史的展開
著者
書誌事項
日蘭貿易の歴史的展開
吉川弘文館, 2024.10
- タイトル別名
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A historical study of the Japanese-Dutch trade in transition
- タイトル読み
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ニチラン ボウエキ ノ レキシテキ テンカイ
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注記
英文梗概: p577-585
その他のタイトルは英文梗概による
収録内容
- 出島貿易品の取引
- 蘭船持渡更紗の取引と国内流通
- オランダ船の脇荷物輸入
- 賃借人の登場
- 賃借人の脇荷貿易. 1 天保7年(1836)~同9年(1838)
- 賃借人の脇荷貿易. 2 天保10年(1839)~同14年(1843)
- 賃借人の脇荷貿易. 3 弘化2年(1845)~嘉永7年(1854)
- 賃借人のウニコール輸入
- 安政2年(1855)の日蘭貿易
- 安政3年(1856)の日蘭貿易
- 安政4年(1857)の日蘭貿易
- 安政5年(1858)・同6年(1859)の日蘭貿易
- 日蘭貿易の歴史的展開
内容説明・目次
内容説明
近世後期、長崎に来航したオランダ船の積荷物を軸に、日蘭貿易の構造の変遷を歴史的に解明。ウニコール(薬品)などを事例に、私的貿易品である脇荷物の輸入と取引の実態を明らかにする。さらに、会所貿易から自由貿易へと向かう幕末期において、取引の形態が変容していく過程を、日蘭双方の史料を照合して考察する。日蘭貿易研究の三部作完結。
目次
- 研究の目的
- 第1部 日蘭貿易と貿易品(出島貿易品の取引―天保15年(1844)を事例として;蘭船持渡更紗の取引と国内流通―福岡市美術館所蔵「紫地小花文様更紗」をめぐって)
- 第2部 オランダ船の脇荷貿易(オランダ船の脇荷物輸入―文政9年(1826)を事例として;賃借人の登場―脇荷物貿易システムの改変とその実態;賃借人の脇荷貿易1―天保7年(1836)〜同9年(1838) ほか)
- 第3部 安政期の日蘭貿易(安政2年(1855)の日蘭貿易;安政3年(1856)の日蘭貿易;安政4年(1857)の日蘭貿易 ほか)
- 日蘭貿易の歴史的展開
「BOOKデータベース」 より