図説鼻とにおいの文化史 : クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで
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図説鼻とにおいの文化史 : クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで
原書房, 2024.9
- Other Title
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Een kleine cultuurgeschiedenis van de (grote) neus
On the nose : a brief cultural history
鼻とにおいの文化史 : クレオパトラからナポレオンレディガガまで : 図説
- Title Transcription
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ズセツ ハナ ト ニオイ ノ ブンカシ : クレオパトラ カラ ナポレオン、レディ・ガガ マデ
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Note
その他のタイトルは標題紙裏による
原著オランダ語の全訳
参考文献: 巻末pv-ix
Description and Table of Contents
Description
かつて大きな鼻は、知性、勇気、性格、地位の指標とされていた。そのためミケランジェロは折れた鼻の形に一生悩み、クレオパトラの大きな鉤鼻はより強調して描かれ、ダーウィンは小さな鼻のせいで乗船を拒否された。ではなぜ、大きな鼻は時代の流れとともに好まれなくなったのか。そして人はなぜ、鼻を人格の指標としてきたのか。美術史家で嗅覚の専門家でもある著者が、ユニークな図版とともに解説する。
Table of Contents
- はじめに 鼻の歴史的意義
- 1章 最も「突出」している感覚器―ミケランジェロの運命を変えた鼻
- 2章 人格を表す鼻―顔の科学、あるいは観相学の原理
- 3章 歴史を変えた鼻―物議を醸したクレオパトラの美しさ
- 4章 立派な鼻は保存しなければならない―鼻の博物館「ナソテック」
- 5章 デナスタシオ(鼻を取り去ること)と梅毒―失って初めて、大切さを知る
- 6章 見直された鼻の印象―ロレンツォ・デ・メディチおよびダンテ・アリギエーリのデスマスクの話
- 7章 レオナルド・ダ・ヴィンチの知られざる一面―鼻の利く調香師
- 8章 東へ行っても、西へ行っても、我が鼻が一番(ではない?)―東インド会社によって融合した鼻
- 9章 ダーウィンが危うくビーグル号に乗せてもらえないところだった理由―知識を鼻にかけたラヴァターの影響
- 10章 ナポレオンの鋭い鼻―十九世紀の鼻科学
- 11章 私の鼻にケチはつけさせない―童話に描かれた典型的な鼻
- 12章 文学における鼻―ベルカンポからジュースキントまで
- 13章 アバンギャルドな鼻―モダンアートの香り
- 14章 民族的特徴―「ユダヤ鼻」と骨相学
- 15章 形成外科および鼻形成術―作られた鼻
- 16章 好戦的な鼻と多用性の尊重―ジョージ・エリオットからレディ・ガガまで
- 結び ミケランジェロの完璧な鼻
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