書誌事項

白色テロをくぐり抜けて

孫康宜著 ; 杉本史子訳

三元社, 2024.9

タイトル別名

Hakusyoku tero wo kugurinukete

走出白色恐怖

タイトル読み

ハクショク テロ オ クグリヌケテ

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注記

ローマ字書名は標題紙裏による

原著増訂版(北京 : 三聯書店, 2012)の日本語版

蔣経国国際学術交流基金会及び侯氏基金会の助成を受けたもの

著者の生い立ちと時代の関連事項: p298-307

内容説明・目次

内容説明

10年もの間、無実の政治犯として囚われた父親、そして家族を襲う悲劇。しかし周りの人々に支えられ、ついには家族の解放と穏やかな生活をとりもどす。アメリカ在住の女性学者がつづる国境を越えたファミリーヒストリー。第二次大戦後、台湾戒厳令下の恐怖政治の時代、白色テロに襲われた一家族の証言。

目次

  • 張我軍・張光直と私たちの一家
  • 「二・二八事件」から思い起こすこと
  • 六歳
  • 雪中に炭を送る―恩師からの救いの手
  • 監獄への面会途上で
  • 父の物語
  • かたくなに家族を守った母
  • 父の出獄
  • 骨と灰の償い
  • 言語のはざまで
  • 伯父、陳本江と「台湾一の秀才」呂赫若
  • 虎口を脱する―両親のアメリカ移住
  • 紅豆の啓示
  • 中国と台湾、両岸の受難者
  • 実直に道を切り開いた伯父、張緑水
  • 最後のカード
  • 台湾女性の鑑、陳玉鑾
  • 恩師、モーゼズ・シューとその妻シャルロット
  • 娘が一六歳になって
  • 弟の緑島訪問
  • 父の手

「BOOKデータベース」 より

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