九楊自伝 : 未知への歩行
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九楊自伝 : 未知への歩行
ミネルヴァ書房, 2024.9
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キュウヨウ ジデン : ミチ エノ ホコウ
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著作・作品集一覧: p345-354
略年譜: p355-364
Description and Table of Contents
Description
書家であり思想家でもある石川九楊。その生涯はいかなるものだったのか。幼少期の書との出会い、大学での時代・社会との終わりなき闘い。そのなかでの恋愛・結婚、会社員と書家との二重生活、そして東京根岸へ…。書家としての表現の模索と超克、“書く”ことを“筆蝕”の芸術と位置付けた思想家の苦悩と葛藤、さらには多くの人たちとの「出会い・ふれあい・別れ」。戦後の泡沫のような時代を生き、今なお闘い続けるその人生を余すところなく描く。
Table of Contents
- 第1章 いざ荒野へ―古里人に逆らって我よ菜の花
- 第2章 展望なき時代に―二十にして心已に朽ちたり
- 第3章 狂喜の時代のなかで―衆人皆酔う我独り醒む
- 第4章 独立後の苦闘―わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか
- 第5章 瀬田川畔にて―我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず
- 第6章 書作と著作―唯一人の軍隊による書への反乱、否正規戦
- 第7章 敗戦の年に生まれて―もう一枚、もう一枚…胸を張り上を向いて歩け…
- 第8章 東京根岸の里で―お互いさまですから…
- 第9章 時代の随伴者として―ここから狂気が始まった
- 第10章 表現の永続革命―奇人、狂人、悪人達が書の美を磨きあげた
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