正義に生きた台湾人検察官 : 二・二八虐殺事件と王育霖
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正義に生きた台湾人検察官 : 二・二八虐殺事件と王育霖
並木書房, 2024.9
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正義に生きた台湾人検察官 : 二二八虐殺事件と王育霖
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セイギ ニ イキタ タイワンジン ケンサツカン : 2 28 ギャクサツ ジケン ト オウ イクリン
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Note
王育霖関連年譜: p211-214
参考文献・資料: p215
Description and Table of Contents
Description
日本で検察官になった初の台湾人・王育霖―台北高等学校を首席で卒業後、東京大学法学部に留学。在学中に司法試験に合格し、京都地方裁判所検事局に勤務。ここで捜査や公訴手続きなど検事の実務を学ぶ。戦後、台湾・新竹で検察官として数々の不正、汚職を摘発し、台湾司法の健全化に努めたが、結果的にそれが蔣介石・国民党の恨みを買い、二・二八事件の混乱に乗じて逮捕・連行され、いまも消息不明となる。権力を恐れず、法律を堅持し、正義を守った「公正無私の検察官」の激動の生涯!
Table of Contents
- 第1部 台湾司法改革の先駆者(二・二八事件で帰らぬ人に;気骨の検察官;「二・二八事件」の実相;父の遺志を継いで)
- 第2部 妻、正陳仙槎の証言(官田の陳家;台南の王家;戦時下の京都勤務;台湾人青年の殺人事件;帰郷、台湾へ ほか)
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