風呂と愛国 : 「清潔な国民」はいかに生まれたか

書誌事項

風呂と愛国 : 「清潔な国民」はいかに生まれたか

川端美季著

(NHK出版新書, 729)

NHK出版, 2024.10

タイトル別名

風呂と愛国 : 清潔な国民はいかに生まれたか

タイトル読み

フロ ト アイコク : 「セイケツ ナ コクミン」ワ イカニ ウマレタカ

内容説明・目次

内容説明

日本人らしさとしても語られがちな「毎日風呂に入るのが当たり前」という意識。私たちが無意識に内面化しているこの感覚は、いったいどこからきたのか?西洋人が見た江戸の庶民の入浴習慣から「日本人は風呂好き」言説のルーツ、家政書で説かれた女性の役割、さらには教育勅語と関わる国民道徳論で議論された、精神の「潔白性」まで。風呂を通して見えてくる、衛生と統治をめぐる知られざる日本近代史!

目次

  • 第1章 風呂とは古来なんだったのか―前近代の湯屋と西洋のまなざし
  • 第2章 管理・統制される浴場―明治期の湯屋をめぐる風景
  • 第3章 「風呂好きな日本人」の誕生―入浴はなぜ美徳になったのか
  • 第4章 日本の新しい公衆浴場―欧米の公衆浴場運動と日本の入浴問題
  • 第5章 近代日本の新たな「母親」像―家庭衛生から「国民」の創出へ
  • 第6章 精神に求められる清潔さ―国民道徳論と「潔白性」
  • 第7章 世のため国のための身体―国定修身教科書のなかの清潔規範

「BOOKデータベース」 より

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