ヌミディア王国 : ローマ帝国の生成と北アフリカ

書誌事項

ヌミディア王国 : ローマ帝国の生成と北アフリカ

栗田伸子著

京都大学学術出版会, 2024.10

タイトル別名

The Kingdom of Numidia

タイトル読み

ヌミディア オウコク : ローマ テイコク ノ セイセイ ト キタアフリカ

大学図書館所蔵 件 / 61

この図書・雑誌をさがす

注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

英文タイトルはタイトルページ裏による

参考文献: p400-416

収録内容

  • ヌミディアとローマ
  • ヌミディア王国とネゴーティアトーレス(イタリア人事業家たち)
  • ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置
  • 「北アフリカ民族誌」(サルスティウス『ユグルタ戦争』第一七-一九章)と王権の「自画像」
  • ヌミディア王国の解体
  • 「敵」のイメージ
  • ポエニ・カルタゴ的世界とアフリカ・ヌミディア
  • ナラウアス
  • ドゥッガとヌミディア王権
  • ローマ帝国と「低開発」
  • 「脱植民地史学」の展開とアフリカの「抵抗」
  • 「ローマの平和」とアフリカ社会
  • 北アフリカにおけるローマ支配の拡大と限界
  • ローマ帝国を越えて

内容説明・目次

内容説明

古代地中海世界における歴史の「転換点」を描く。北アフリカの原住民王国の崩壊の歴史を辿り、ローマ帝国生成の過程を新たな視角から解明する。古代史叙述のパラダイム・チェンジ。

目次

  • 序論 ヌミディアとローマ
  • 第1部 「クリエンテーラ」国家ヌミディア(ヌミディア王国とネゴーティアトーレス(イタリア人事業家たち);ユグルタ戦争前夜におけるヌミディア社会の陣営配置;「北アフリカ民族誌」(サルスティウス『ユグルタ戦争』第一七‐一九章)と王権の「自画像」;ヌミディア王国の解体)
  • 第2部 アフリカ的土台とカルタゴ的過去(「敵」のイメージ―ポエニ戦争期ローマのカルタゴ/ヌミディア観;ポエニ・カルタゴ的世界とアフリカ・ヌミディア;ナラウアス―カルタゴ傭兵戦争と「ヌミディア人」の原像;ドゥガッタとヌミディア王権―リビア語・ポエニ語併記碑文の分析)
  • 第3部 ローマ支配下における「発展」と抵抗(ローマ帝国と「低開発」―A・ドゥマンと批判者たち;「脱植民地史学」の展開とアフリカの「抵抗」;「ローマの平和」とアフリカ社会;北アフリカにおけるローマ支配の拡大と限界)
  • 結語 ローマ帝国を越えて

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ