なぜ哲学を学ぶのか
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なぜ哲学を学ぶのか
丸善出版, 2024.10
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Philosophy : why it matters
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ナゼ テツガク オ マナブノカ
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なぜ哲学を学ぶのか
2024.10.
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なぜ哲学を学ぶのか
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
監訳: 矢嶋直規
原著(Polity Press, 2019)の翻訳
Description and Table of Contents
Description
根本的に重要な問題については常に、互いに意見が分かれる。神は存在するのか?最新の科学的知見は信用できるのか?男女の間に生まれつきの心理的な違いはあるのか?本書はこのような問題に取り組む上での哲学の役割を、4つの章で説明している。人間であることの意味、公的な議論への関わり方、科学や宗教と哲学の関係、道徳的選択の本質などについて考察している。哲学は単なる抽象的な試みではなく、実践的なレベルで問題に取り組むもので、哲学者は現実の状況からインスピレーションを得る。哲学の核心は、いかに生きるか、いかに私たちが住む世界を理解するかということである。哲学は、私たちの議論を明確かつ体系的に考察し、私たちの隠れた前提を明らかにするためのツールやテクニックの集合体であり、私たちが何を信じ、どのように行動すべきかについて、より多くの情報に基づいた選択をするのに役立つ。哲学はどこにでもあり、誰にでも開かれている。
Table of Contents
- 第1章 自己を理解すること(人間、人格、脳、心;男女間における脳の差異について;自由意志と神経科学)
- 第2章 公共的討論を理解する(エビデンスと信念;真実を話す;デマカセ)
- 第3章 世界を理解すること(思考実験;理論的美徳;エビデンスと無神論;エビデンスと説明)
- 第4章 いかに行為すべきか(道徳と法;道徳と宗教;道徳判断を行うこと;道徳哲学の価値)
- 終章
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