多文化化するデンマークの社会統合 : 生涯学習が果たす役割とその可能性
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書誌事項
多文化化するデンマークの社会統合 : 生涯学習が果たす役割とその可能性
花伝社, 2024.11 , 共栄書房(発売)
- タイトル読み
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タブンカカ スル デンマーク ノ シャカイ トウゴウ : ショウガイ ガクシュウ ガ ハタス ヤクワリ ト ソノ カノウセイ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
博士論文「社会的統合と生涯学習 : 多文化化する現代デンマーク社会を事例として」 (日本女子大学, 2023年提出) に加筆・修正したもの
参考文献一覧: p295-315
内容説明・目次
内容説明
人種的に同質性が高く、移民や難民の受け入れに消極的と言われるデンマーク。しかし近年ではヨーロッパ統合とグローバル化の影響で多文化化が進み、福祉国家としての再編が迫られている。市民社会と協働するデンマーク流の生涯学習政策は、国境を越えて移動する人びとの「入口」を準備できるのか。「社会統合」をめぐる政治思想を再検討し、生涯学習の現代的意義と課題を明らかにする。
目次
- 序章 本書の目的
- 第1部 多文化化する社会におけるコミュニタリアニズム思想の応用可能性(コミュニタリアニズムとは何か;学習の「個人化」;社会統合の規範理論)
- 第2部 欧州連合とデンマークにおける生涯学習政策の実際(欧州連合の生涯学習政策―雇用力とアクティブ・シティズンシップの両立;現代デンマークの生涯学習政策;スキルとモラルの二重性―教育のヨーロッパ化は何をもたらすのか;現代デンマークの社会統合政策)
- 第3部 現代デンマーク社会におけるボランタリーセクターの機能(デンマーク・ボランタリーセクターの現在―「共同責任」と「生活の質」;デンマーク・ボランタリーセクターの個人―フレデリクスベア市におけるボランティア活動の実際;現代デンマーク社会におけるボランタリーセクターの機能と役割)
- 第4部 現代デンマーク社会におけるノンフォーマル教育機関の役割(デンマークのノンフォーマル教育機関―ダウホイスコーレの事例;デンマークのNGOによる難民に対する成人学習の支援―トランポリンハウスの事例;社会統合における主流化アプローチ)
- 終章 考察と課題
「BOOKデータベース」 より