日本人の条件 : 東アジア的専制主義批判
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日本人の条件 : 東アジア的専制主義批判
書肆子午線, 2024.10
- タイトル読み
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ニホンジン ノ ジョウケン : ヒガシアジアテキ センセイ シュギ ヒハン
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
これは「入門書」でも「専門書」でもない。「門」を破壊する「破門」の書である。「最後の文芸批評家」による「最新」の「時間錯誤」的日本=文芸批評。憲法九条・「歴史認識」論争・日本語のエクリチュールと近代文学・思想史の転覆的読解を試み、「東アジア的専制主義」批判から「東アジア同時革命」へ。
目次
- 序章 「日本人工学三原則」としての憲法九条
- 第1部 東アジア的専制主義批判―歴史と文字をめぐって(ただ一つの、自分のものでしかない歴史―歴史認識論;分断された時間の中で糞尿を公衆便所に運び捨て続けること―古賀忠昭「金愛花日記」論;文字存在論―天皇制のグラマトロジー;校正者の使命―安里미겔「憲法十二条」論)
- 第2部 日本人の条件―友愛・大逆・主権(大日本帝国の「友」と「供」―フリーライダーとしての夏目漱石;『吉野葛』の冷たい母胎―谷崎潤一郎と天皇制;徳田秋声のダンス・ステップ―刳り取られた「大逆」的エクリチュール;福本和夫とマルクスのロボットたち;「道徳的インポテンツ」について―中野重治の「性‐道徳」 ほか)
- 終章 東アジア同時革命についての走り書き的覚書
「BOOKデータベース」 より