蛇の神 : 蛇信仰とその源泉
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蛇の神 : 蛇信仰とその源泉
(角川文庫, 24429)
KADOKAWA, 2024.11
- Other Title
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角川ソフィア文庫
蛇の宇宙誌 : 蛇をめぐる民俗自然誌
- Title Transcription
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ヘビ ノ カミ : ヘビシンコウ ト ソノ ゲンセン
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
「蛇の宇宙誌 : 蛇をめぐる民俗自然誌」(東京美術 1991年刊)を加筆修正・改題し文庫化したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J155-2」の表示あり
参考文献: p297-322
Contents of Works
- 日常生活のなかの蛇
- 大王と大地の主の蛇
- 天の蛇の虹の橋
- 栗花落左衛門の蛇性
- 蛇をたたえる人々
- 三枚の蛇の葉
- 蛇をつかう法術
- 蛇除け節供
- 『白蛇伝』と蛇をめぐる民俗 / 西脇隆夫 著
- インド・東南アジアのナーガ / 大林太良 著
- イブをだました蛇 / 矢島文夫 著
- 畏敬と追放 / 飯豊道男 著
Description and Table of Contents
Description
古より神とも邪ともみなされてきた蛇。古事記や日本書紀で草の祖として現れたように、あるいは旧約聖書でアダムとエバをそそのかしたように、蛇はあらゆる場面で人間にとって「偉大なる他者」となり、神話の鍵として存在してきた。日本各地の伝説や信仰をはじめ、中国の異類婚姻譚、ヨーロッパにおける蛇の表象、東南アジアのナーガ崇拝など、古今東西の蛇信仰をもとに蛇の文化的役割と重要性について考察する民俗自然誌。
Table of Contents
- 第1章 日常生活のなかの蛇―日本人のみた蛇
- 第2章 大王と大地の主の蛇―古代日本の蛇信仰からの流れ
- 第3章 天の蛇の虹の橋―日本の「虹の蛇」から世界諸民族へ
- 第4章 栗花落左衛門の蛇性―日本の水神としての蛇信仰
- 第5章 蛇をたたえる人々―日本の蛇飼育習俗からの展望
- 第6章 三枚の蛇の葉―日本の落語から古代ギリシアまで
- 第7章 蛇をつかう法術―日本の神判の伝統
- 第8章 蛇除け節供―日本の歳時習俗の形成
- 第9章 『白蛇伝』と蛇をめぐる民俗―中国(西脇/隆夫)
- 第10章 インド・東南アジアのナーガ(大林/太良)
- 第11章 イブをだました蛇―西アジアからヨーロッパへ(矢島/文夫)
- 第12章 畏敬と追放―ヨーロッパの蛇(飯豊/道男)
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