継続する植民地主義の思想史
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継続する植民地主義の思想史
青土社, 2024.12
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ケイゾク スル ショクミンチ シュギ ノ シソウシ
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
索引: 巻末pi-vii
文献目録: 巻末pviii-xxvi
Contents of Works
- 継続する植民地主義を問題とする視角
- 植民地主義の変容と合理主義の行方
- 植民地帝国の総力戦体制と主体性希求の隘路
- 近代的主体への欲望と『暗愚な戦争』という記憶
- 戦後文化運動・サークル詩運動に継続する戦時経験
- 戦後言説空間の生成と封印される植民地支配の記憶
- 戦後経済政策思想の合理主義と複合化する植民地主義
- 自閉していく戦後革命路線と植民地主義の忘却
- 「方法としてのアジア」の陥穽/主体を割るという対抗
- 植民地主義を超克する民衆の出逢いを求めて
- 結章
Description and Table of Contents
Description
過去の歴史を引き受け、未来の歴史をつくりだすために。「戦後八〇年」を迎える現在、いまもなお植民地主義は継続している―。近代から戦前‐戦後を結ぶ独自の思想史を描き、暴力の歴史を掘り起こす。日本と東アジアの現在地を問う著者の集大成。
Table of Contents
- 序章 継続する植民地主義を問題とする視角
- 第1部 植民地主義の総力戦体制と合理性/主体性―合理主義と主体形成の隘路(植民地主義の変容と合理主義の行方―合理主義に拠る参与と抵抗の罠;植民地帝国の総力戦体制と主体性希求の隘路―三木清の弁証法と主体)
- 第2部 詩人たちの戦時翼賛と戦後詩への継続(近代的主体への欲望と『暗愚な戦争』という記憶―高村光太郎の道程;戦後文化運動・サークル詩運動に継続する戦時経験―近藤東のモダニズム)
- 第3部 「戦後言論」の生成と植民地主義の継続―岐路を精査する(戦後言説空間の生成と封印される植民地支配の記憶;戦後経済政策思想の合理主義と複合化する植民地主義)
- 第4部 戦後革命の挫折/「アジア」への視座の罠(自閉していく戦後革命路線と植民地主義の忘却;「方法としてのアジア」の陥穽/主体を割るという対抗)
- 第5部 植民地主義を超克する道への模索(植民地主義を超克する民衆の出逢いを求めて)
- 結章
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