ピュグマリオン・ラブ : 他者なき世界における他者への愛

Bibliographic Information

ピュグマリオン・ラブ : 他者なき世界における他者への愛

神尾達之著

論創社, 2024.12

Other Title

Pygmalion love

ピュグマリオンラブ : 他者なき世界における他者への愛

Title Transcription

ピュグマリオン ラブ : タシャ ナキ セカイ ニオケル タシャ エノ アイ

Available at  / 10 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

Description and Table of Contents

Description

もう恋人はいらない…。「自分が愛する他者は、自分が理想とする姿をとり、自分に従順であってほしいという欲望は、古来、多くのテクストやヴィジュアル・イメージに表現されてきました。その欲望はフィクションやアートで描かれるにとどまらず、20世紀から21世紀の転換期には実現しつつあるようです」―「ピュグマリオン的欲望」への、他者論からのアプローチ。

Table of Contents

  • 0 レプリカントに導かれて
  • 1 ピュグマリオン物語の範型:オウィディウス
  • 2 夢か現か:ジャン・ド・マン
  • 3 「私」になる彫像:ド・ラ・モット、ラモー、デランド
  • 4 「私」がつくった他者を愛す:ルソー
  • 5 造形から教育へ:モリエール、レチフ、インマーマン
  • 6 捨てられるピュグマリオン:ケラー、イプセン、ゾラ、ココシュカ
  • 7 独身主義者のためのメディア・テクノロジーに向かって:リラダン、ショー、ニーチェ、ユイスマンス
  • 8 「石の夢」:ロダン
  • 9 動く像:メリエスから
  • 10 いないけどいる:疑似他者
  • 11 いるけどいない:脱他者化
  • 12 ピュグマリオン・ラブと他者

by "BOOK database"

Details

Page Top