偏愛蔵書室
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書誌事項
偏愛蔵書室
(河出文庫, す18-1)
河出書房新社, 2024.12
- タイトル読み
-
ヘンアイ ゾウショシツ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
国書刊行会 2014年刊の加筆修正
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
古今東西の名作怪作100冊の魅力・魔力。万巻の書物の毒に惑溺してきた“小説狂”作家の眼に、文学は人の思いもよらぬ呪われた自画像を垣間見せる―。かねてより「文体」至上主義を奉じる著者の、特異な文章術指南書にして、郷愁溢れる文学的自叙伝。言語芸術の極北を知るための伝説の奇書、完全版ここに成る。
目次
- 不治の言語病患者―「チャンドス卿の手紙」ホフマンスタール
- 倦厭の闇、一瞬の光源―『檸檬』梶井基次郎
- 世界を造形するまなざし―『リルケ詩集』リルケ
- 「リアル」ということ―『遠野物語』柳田国男
- 漫画のなかの「詩性」―『赤色エレジー』林静一
- 「無限」に触れる筆力―『伝奇集』ボルヘス
- 「起承転転」の小説―「子之吉の舌」ほか 島尾敏雄
- 「幼年」という名の庭―『トムは真夜中の庭で』ピアス
- 選ばれた「文体」と「生」―「青炎抄」ほか 内田百閒
- 小説―「過剰性」の言語―『泥棒日記』ジュネ
- いかに詩を「観る」か―『静物』吉岡実
- 「少女」の発明―『少女コレクション序説』澁澤龍彥
- 「無実の日常」を生きる―『愛について語るときに我々の語ること』カーヴァー
- いざ、「枝路」の方へ―「蔵の中」宇野浩二
- 詩の言葉で小説を―『肉桂色の店』シュルツ
- 漢詩―視と聴の悦楽―『李賀詩選』李賀
- 「独身者」の愛の機械―『モレルの発明』ビオイ=カサーレス
- 「人外」―反地上の夢―『幻想博物館』中井英夫
- 「幼稚さ」への意志―『バカカイ』ゴンブローヴィチ
- 存在の「外」を覗く―『闇のなかの黒い馬』埴谷雄高〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より