新旧論 : 三つの「新しさ」と「古さ」の共存
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新旧論 : 三つの「新しさ」と「古さ」の共存
(講談社文芸文庫, かP9)
講談社, 2024.12
- タイトル別名
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新旧論 : 三つの新しさと古さの共存
- タイトル読み
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シンキュウロン : ミッツ ノ「アタラシサ」ト「フルサ」ノ キョウゾン
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
解説: 瀬尾育生
年譜: p288-322
著書目録: p323-329
「批評へ」(弓立社, 1987年7月刊)を底本にして文庫化。年譜に補足、著書目録に増補あり
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
小林秀雄の批評、梶井基次郎の小説、中原中也の詩―。彼らの作品そのもの、あるいは思想や感覚は当時としてどのような「新しさ」や「古さ」を感じさせていたのか?丁寧な読解と柔軟な思考を経て、三人が新旧の深い溝を乗り越えて達成した本質に迫る、野心的文芸評論の傑作。最初の著書『アメリカの影』につづき一九八七年に刊行された第二評論集『批評へ』から独立させ、初の文庫化。
目次
- 1 小林秀雄の世代の「新しさ」―「社会化した私」と「社会化されえない私」
- 2 小林秀雄―ランボーと志賀直哉の共存
- 3 梶井基次郎―玩物喪志の道
- 4 中原中也―言葉にならないもの
- 5 小林と中原―社会化と社会性
- 6 「惑い」の場所―終りに
「BOOKデータベース」 より