カントと自己実現 : 人間讃歌とそのゆくえ
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書誌事項
カントと自己実現 : 人間讃歌とそのゆくえ
花伝社, 2024.12 , 共栄書房(発売)
増補改訂版
- タイトル読み
-
カント ト ジコ ジツゲン : ニンゲン サンカ ト ソノ ユクエ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
収録内容
- カントの純粋統覚と物自体
- カントにおける〈身心問題〉の止揚
- 『純粋理性批判』「演繹論」の「三つの難問」再考
- カント「観念論論駁」再考
- 悟性による内的触発の現場を索めて
- 『純粋理性批判』「第二版への序文」末尾の原注・詳解
- カント〈実践理性の優位〉の構造と射程
- カントと黄金律
- カントにおける価値のコペルニクス的転回
- カント実践哲学における演繹の戦術転換とその帰趨
- カントと愛国心の問題
- 〈見える大学〉と〈見えざる大学〉
- カント『判断力批判』の隠れた執筆動機(仮説)
- カント『人間学』の諸問題
- カント版〈人づきあいの極意〉
- カントの性格論と教育
- 〈カントとの対話〉始末記
内容説明・目次
内容説明
認識・実践の両面からの“自己実現”論、そして“価値ニヒリズム”へ―。カントの人間観から、現代の危機を乗り越える「思考態度」を蘇生する。人間存在に「讃嘆と畏敬」の念を抱き、地上における“最高善”の実現を目指したヒューマニズムの哲学者、カント。価値の全面崩壊=“価値ニヒリズム”に面して徹底的に考え抜いた不屈の思索を解き明かし、危機に直面する現代人のための新たな「人間讃歌」を展望する。第35回和辻哲郎文化賞(学術部門)受賞作をより充実させて提示する、まったく新しいカント像。
目次
- 第1部 認識存在論(カントの純粋統覚と物自体;カントにおける“身体問題”の止揚―人間悟性の自己対象化的性格の剔抉へ―;『純粋理性批判』「演繹論」の「三つの難問」再考―“自己認識の二重拘束”をめぐって;カント「観念論論駁」再考―「定理」の主語の二重性を中心に;研究ノー卜 悟性による内的触発の現場を索めて―「感性論」と「演繹論」をつなぐもの)
- 第2部 実践価値論(カント“実践理性の優位”の構造と射程―人間にどこまで希望が許されるか―;カントと黄金律;カントにおける価値のコペルニクス的転回―価値ニヒリズム回避の対スピノザ防衛戦略とその破綻;研究ノート カント実践哲学における演繹の戦術転換とその帰趨)
- 第3部 カントの真意を読む(カントと愛国心の問題―フリードリヒ大王賛美の真意―;“見える大学”と“見えざる大学”―または学問論を装ったカントの党派性とキリスト教批判について―;カント『人間学』の諸問題―解説に代えて―)
- “余録”カントとの対話三題
「BOOKデータベース」 より