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極私的映画論

森達也 [著]

(論創ノンフィクション, 059)

論創社, 2025.2

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ゴクシテキ エイガロン

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

「ニューズウィーク日本版」(2020年2月18日号-2024年2月20日号) に掲載された「私的邦画論」と「私的映画論」に加筆・修正し単行本化したもの

内容説明・目次

内容説明

痛快!豪快!大胆!こんな映画批評が読みたかった!!じつは現役の映画監督なのだから、映画批評など書かなければいいと思っている。でも映画についていろいろ思ったり書いたりすることが楽しい。だから書き続ける。映画を観始めてもう半世紀以上が過ぎる。多くのことを知った。気がついた。森達也の人生において映画は、間違いなくとても重要な位置にある。次々と問題作を世に送り出す気鋭の監督による映画批評100本勝負!

目次

  • 1 20200218‐20200616(若かりしショーケンと田中邦衛の青春映画『アフリカの光』をDVDでは観ない理由;『なぜ君は総理大臣になれないのか』は誰に向けた挑発か―小川議員の一七年に僕たちの選択を思う ほか)
  • 2 20200728‐20201222(虚と実が融合する『仁義なき戦い』は何から何まで破格だった;無様なのにキラキラ輝く『ばかのハコ船』は原石のよう ほか)
  • 3 20210112‐20210622(『太陽を盗んだ男』は今ならば絶対に撮れない、荒唐無稽なエンタメ映画;日本にも憤る市民、米兵の悲しげな表情…『Little Birds』が伝える加工なきイラク戦争 ほか)
  • 4 20210706‐20211116(『翔んで埼玉』が悔しいほど痛快な理由―ギャグとテンポ、そして実名の威力;『東京クルド』が映すおもてなしの国の残酷な現実 ほか)
  • 5 20211130‐20220426(薄っぺらで気持ち悪い在日タブーを粉砕した映画『月はどっちに出ている』の功績;様式美がクセになる『男はつらいよ』シリーズの不器用で切ない例外 ほか)
  • 6 20220517‐20220927(日常を「体験」する映画『わたし達はおとな』に釘付けになる理由;ドキュメンタリー映画『教育と愛国』が記録した政治の露骨な教育介入 ほか)
  • 7 20221011‐20230425(ホームレス女性殺害事件がモチーフの『夜明けまでバス停で』 直近の現実を映画で描く葛藤;「圧倒的なリアルはびくともしない」ご都合主義も吹き飛ばす骨太な映画『やまぶき』 ほか)
  • 8 20230530‐20231212(「保守王国」の権力腐敗を映し出す、映画『裸のムラ』と馳知事の場外乱闘;極北の映画『J005311』は絶対にスクリーンで見るべきだ ほか)
  • 9 20240123‐20240220+α(アラン・パーカー監督『バーディ』の強烈なラストシーンが僕たちを救う;シルベスター・スタローンの不器用さが『ロッキー』を完璧にした ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD10412484
  • ISBN
    • 9784846023911
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    301p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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