アメリカにとって最も危険な夜 : 大統領夫人エレノア・ルーズベルトと国土安全保障の成り立ち

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アメリカにとって最も危険な夜 : 大統領夫人エレノア・ルーズベルトと国土安全保障の成り立ち

マシュー・ダレック著 ; 座本勝之訳

鳥影社, 2025.1

Other Title

Defenseless under the night : the Roosevelt years and the origins of homeland security

アメリカにとって最も危険な夜 : 大統領夫人エレノアルーズベルトと国土安全保障の成り立ち

Title Transcription

アメリカ ニ トッテ モットモ キケン ナ ヨル : ダイトウリョウ フジン エレノア・ルーズベルト ト コクド アンゼン ホショウ ノ ナリタチ

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

Description and Table of Contents

Description

フランクリン・ルーズベルト政権におけるファーストレディーのエレノア・ルーズベルトは、人種差別撤廃や人権擁護の活動に力を尽くした。1942年2月19日に発令された日系人強制収容の大統領令に同調することなく、自ら日系人収容所を慰問している。第二次大戦後、エレノア・ルーズベルトは国連人権委員会の初代委員長を務め、彼女がリベラルアメリカの象徴と呼ばれる所以となった。真珠湾攻撃の約7ヵ月前の1941年5月、フランクリン・ルーズベルト大統領は、国土安全保障省の前身となる市民防衛局を設立し、ニューヨーク市長のフィオレロ・ラガーディアを局長、ファーストレディーのエレノアを副局長に据えた。これは、外国の攻撃から国民の生命と財産を守るために政府が設けた、20世紀初の連邦機関であった。本書は、迫りくるファシズムの脅威に対し、無防備だった1930年代後半の米国が、どのように備え、対処したのかを詳細に記録し、考察するものである。ヘンリー・アダムス賞(2017年)受賞作品。

Table of Contents

  • プロローグ
  • 第一章 世界の最終戦争
  • 第二章 条約や協定、象徴や人間性の無視
  • 第三章 二つの局面
  • 第四章 本土防衛の問題点
  • 第五章 アメリカの計画
  • 第六章 ロンドン大空襲
  • 第七章 燃え広がる狂気の炎
  • 第八章 全身全霊をかけて
  • 第九章 我々全員がセントラルパークに逃げ込めるわけではない
  • 第十章 人々は安全を保障されなければならない
  • 第十一章 エレノアが批判のまとに
  • 第十二章 リベラルの軍事化への道
  • 第十三章 FDRの死、そして市民防衛局の終焉
  • エピローグ

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