維新京都医学の開花 : カルテを作ったお雇い外国人ヨンケル

Bibliographic Information

維新京都医学の開花 : カルテを作ったお雇い外国人ヨンケル

藤田晢也著

(学術選書, 117)

京都大学学術出版会, 2025.2

Other Title

維新京都 : 医学の開花 : カルテを作ったお雇い外国人ヨンケル

Title Transcription

イシン キョウト イガク ノ カイカ : カルテ オ ツクッタ オヤトイ ガイコクジン ヨンケル

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

参考文献あり

Description and Table of Contents

Description

明治時代にドイツから来日したお雇い外国人医師、ヨンケル・フォン・ランゲック。京都初の本格的な近代病院である京都療病院の初代教師となった彼は、麻酔法や消毒法、カルテを使った医療情報システムを日本に導入し、精神病治療にも革新をもたらした。資料の消失により長く忘れられていた彼の軌跡を掘り起こし、日本における西洋医学の黎明期を描く医学史ドキュメンタリー。

Table of Contents

  • 第1部 西洋医学への胎動(お雇い外国人医師、京都へ;念願の西洋医学病院と医学校)
  • 第2部 京都から発した日本近代医学のビッグバン(麻酔によって目覚めた日本の近代医療―ヨンケルの吸入麻酔器とウィリアム・ウイリスの活躍;日本の近代精神病学のあけぼの―ヨンケルが持ってきたヨーロッパの近代精神病学;石炭酸消毒法の導入―日本近代外科学と衛生学の夜明け)
  • 第3部 ヨンケルからパストゥールへ(ヨンケルが残したもの)

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