教行信証の哲学
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教行信証の哲学
(法蔵館文庫, た10-1)
法藏館, 2025.2
- タイトル読み
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キョウギョウ シンショウ ノ テツガク
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
浄土真宗宗祖・親鸞の主著である『教行信証』を、仏教学・真宗学のみならず、ヘーゲルやハイデッガーをはじめとする西洋哲学の知識を縦横無尽に駆使して初めて読み解いた意欲的試み。強靭な思索によって親鸞思想を伝統宗学の世界から哲学思想の領域へと一挙に押し上げ、三木清や田邊元といった名だたる哲学者たちにも示唆を与えるなど、その後の宗教哲学研究に多大な影響を及ぼした当該分野の古典的名著。
目次
- 第一章 『教行信証』への通路(『教行信証』における方便化身土巻の位置;方便化身土巻成立の由来;正像末の史観と三願転入との関係)
- 第二章 三願転入の問題(三願に対する従来の解釈;その難点)
- 第三章 第十九願の解明(臨終現前の願;顕彰隠密の義;三心釈の顕彰隠密)
- 第四章 第二十願の解明(罪障の自覚;念仏申さんと思ひ立つ心;信不具足(第十八願への転入))
「BOOKデータベース」 より