中国革命論における民主主義と社会主義 : 陳独秀、瞿秋白、毛沢東を中心に

書誌事項

中国革命論における民主主義と社会主義 : 陳独秀、瞿秋白、毛沢東を中心に

江田憲治著

柘植書房新社, 2025.3

タイトル別名

中国革命論における民主主義と社会主義 : 陳独秀瞿秋白毛沢東を中心に

タイトル読み

チュウゴク カクメイロン ニオケル ミンシュ シュギ ト シャカイ シュギ : チン ドクシュウ、ク シュウハク、モウ タクトウ オ チュウシン ニ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

内容説明・目次

内容説明

毛沢東独裁体制が確立される以前の、中国共産党の二十数年間―同党誕生前夜の一九一〇年代末から一九四〇年代半ばまで―における指導者たちの言説の分析。中国における毛沢東中心史観(その影響はかつての日本の研究者についても指摘できる)を批判し、「歴史」と「現在」に対する新たな視座を提起する。

目次

  • 第1章 五・四運動の衝撃と中国共産党の成立―初期社会主義者の思想的軌跡
  • 第2章 陳独秀の「国民革命論」と国共合作―民主主義革命から社会主義革命へ
  • 第3章 瞿秋白におけるトロツキズムとスターリニズム―中共理論家の役割とその悲劇
  • 第4章 中共党史における糾弾用語―「二回革命論」言説はどのように生まれたのか?
  • 第5章 中共党史における党内民主主義―意思決定のあり方と論争の所在を中心に
  • 第6章 中共党史における都市と農村―「農村による都市包囲」論の提起を巡って
  • 第7章 毛沢東「新民主主義論」の成立―指導者言説はどのように「聖典」となったのか?
  • 第8章 再び、陳独秀について―中国トロツキー派運動と陳独秀の「最後の論文と書信」
  • 結語

「BOOKデータベース」 より

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