サッチャリズム前夜の「民衆的個人主義」 : 福祉国家と新自由主義のはざまで Popular individualism on the eve of Thatcherism : between the welfare state and neoliberalism

書誌事項

サッチャリズム前夜の「民衆的個人主義」 : 福祉国家と新自由主義のはざまで = Popular individualism on the eve of Thatcherism : between the welfare state and neoliberalism

長谷川貴彦編 ; 長谷川貴彦 [ほか] 執筆

岩波書店, 2025.3

タイトル別名

サッチャリズム前夜の民衆的個人主義 : 福祉国家と新自由主義のはざまで

タイトル読み

サッチャリズム ゼンヤ ノ「ミンシュウテキ コジン シュギ」 : フクシ コッカ ト シンジユウ シュギ ノ ハザマ デ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

「北海道大学外部資金獲得支援事業」(2024年度)からの助成金を得て出版されたもの

その他の執筆者: 岩下誠, 梅垣千尋, 市橋秀夫, 尹慧瑛, 浜井祐三子, 小関隆

収録内容

  • 一九七〇年代の民衆的個人主義 / 長谷川貴彦 著
  • コミュニティ・アクションの源流 / 長谷川貴彦 著
  • 教育政治の変容と新自由主義 / 岩下誠 著
  • ライフヒストリーからみたウーマンリブ運動 / 梅垣千尋 著
  • ゲイ解放戦線の運動経験とそのレガシー / 市橋秀夫 著
  • 「危機の時代」の北アイルランド問題 / 尹慧瑛 著
  • 「踊りの場」の人種差別 / 浜井祐三子 著
  • 「許容する社会」、モラルの再興、マーガレット・サッチャー / 小関隆 著

内容説明・目次

内容説明

新自由主義の「成功」物語を超えて―戦後史のナラティヴを民衆の声から再構築する。戦後イギリス史の分水嶺とされる1970年代が内包していた多様な可能性を「下から」のアプローチによって明らかにする労作。

目次

  • 序章 一九七〇年代の民衆的個人主義(長谷川貴彦)
  • 第1章 コミュニティ・アクションの源流―ノッティングヒルのジャン・オマリー、一九六八‐七五年(長谷川貴彦)
  • 第2章 教育政治の変容と新自由主義―ウィリアム・ティンデール校事件(一九七五年)を再訪する(岩下誠)
  • 第3章 ライフヒストリーからみたウーマンリブ運動―オルタナティヴな女性コミュニティの希求(梅垣千尋)
  • 第4章 ゲイ解放戦線の運動経験とそのレガシー―「サッチャリズム」ナラティヴ再考のために(市橋秀夫)
  • 第5章 「危機の時代」の北アイルランド問題―バーミンガム・アイリッシュの経験から(尹慧瑛)
  • 第6章 「踊りの場」の人種差別(浜井祐三子)
  • 終章 「許容する社会」、モラルの再興、マーガレット・サッチャー(小関隆)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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