脱中心の詩学 : エドガー・アラン・ポーの比類なき冒険

Bibliographic Information

脱中心の詩学 : エドガー・アラン・ポーの比類なき冒険

森本光 [著]

彩流社, 2025.4

Other Title

The Poetics of decentering : the unparalleled adventure of one Edgar Allan Poe

脱中心の詩学 : エドガーアランポーの比類なき冒険

Title Transcription

ダツ チュウシン ノ シガク : エドガー・アラン・ポー ノ ヒルイ ナキ ボウケン

Available at  / 10 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

Contents of Works

  • なぜ脱中心なのか
  • 死者と横たわること
  • 横たわることの詩学
  • 空気の隠喩
  • 自我なき海への郷愁
  • 太陽の指針
  • 脱中心の詩学

Description and Table of Contents

Description

アメリカ文学の作家エドガー・アラン・ポーにかんするモノグラフ。ポーの生涯にわたる文学的営為を「脱中心」というキーワードで再検討し、その視点から詩や小説を読解。そして補完すべく3つのコラムを付す。さらには短編作品を翻訳。ポー文学の脱中心性を知るうえで格好の書物である。

Table of Contents

  • 序章 なぜ脱中心なのか
  • 第一部 ゴシック・ホラーの喪とメランコリー(死者と横たわること―「大鴉」をめぐって;横たわることの詩学―「アッシャー家の崩壊」の謎をとく)
  • 第二部 サイエンス・フィクションの時空間(空気の隠喩―「ハンス・プファールの比類なき冒険」探索;自我なき海への郷愁―『アーサー・ゴードン・ピムの物語』・SF・脱中心)
  • 第三部 起源のミステリーとミステリーの起源(太陽の指針―「黄金虫」と『スタイラス』の図像学;脱中心の詩学―「モルグ街の殺人」における遊戯の規則)
  • 付録 翻訳(楕円形の肖像;ウィサヒコンの朝;週に三度の日曜日;本能と理性―ある黒猫の話;夢のなかの夢)

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