「絵語り」の日本中世

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「絵語り」の日本中世

井上泰著

勉誠社, 2025.3

Other Title

絵語りの日本中世

Title Transcription

「エガタリ」 ノ ニホン チュウセイ

Available at  / 48 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

参考・引用文献: p319-332

Contents of Works

  • 研究の目的と方法
  • 〈絵語り〉論序説
  • 説話画の〈絵語り〉
  • 仏教説話画の〈絵語り〉
  • 物語絵の〈絵語り〉
  • 教材としての絵画. 1 古典学習の拡充に向けて
  • 教材としての絵画. 2 絵画テキストを活用した実践事例
  • 研究の総括

Description and Table of Contents

Description

絵画に潜む表象主体の行為を探る。絵巻・物語絵などの絵画は、単に画題を絵で「伝達」するメディアではない。そこには制作にかかわる主体の画題への[解釈―表現]行為過程が介在している。その表象行為をめぐって、日本中世にはどのような特質が見られるのか。中世に制作された『信貴山縁起』、極楽寺蔵『六道絵』、『源氏物語絵詞』などを中心に、鑑賞者の解釈を誘発する、その表象の編成と仕組みを分析する。また、教育の場では絵画をどのように扱うことができるのか。実際の教育現場に携わった著者ならではの視点から、定番教材である『竹取物語』や『徒然草』を題材に、古典学習の拡充に向けた絵画の有効的な活用を提案する。

Table of Contents

  • 序章 研究の目的と方法
  • 第一章 “絵語り”論序説
  • 第二章 説話画の“絵語り”―『信貴山縁起』尼公巻をめぐって
  • 第三章 仏教説話画の“絵語り”―極楽寺本『六道絵』をめぐって
  • 第四章 物語絵の“絵語り”―『源氏物語絵詞』をめぐって
  • 第五章 教材としての絵画(一)―古典学習の拡充に向けて
  • 第六章 教材としての絵画(二)―絵画テキストを活用した実践事例
  • 結章 研究の総括

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