民衆画と詞書
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民衆画と詞書
三元社, 2025.3
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ミンシュウガ ト コトバガキ
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
「本書は、JSPS科研費「民衆絵画の詞書きの変遷についての東西比較文化史」(基盤C一般、課題番号22K00844)の研究成果の一部である。」--"あとがき"より
本書は、2024年10月12日(土)、13日(日)に、フランス国立極東学院京都支部を会場として行われたシンポジウム「民衆画の東西比較、詞書との関係を分析しつつ」が元になっている
参考文献: 章末
Contents of Works
- 石山寺「源氏の間」の紫式部霊宝図と詞書の表象 : 「紫式部影」と「紫式部所持源氏物語書写硯」/ 久野俊彦著
- 初山団扇絵を描いた日本画家唄野蛾生 : 群馬県館林市富士原町の富士嶽神社における初山参りを中心に / 鈴木英恵著
- 民衆絵巻の図像・詞書・画中詞と絵解き : 「矢田地蔵縁起絵」「矢田地蔵毎月日記絵」を中心に / 渡浩一著
- 年画「二十四孝図」の詞書の源を考える / 三山陵著
- ベトナム(越南)中部南端 : チャムの厄除け : 降霊儀礼の舞台幕「パニン布絵」について / 新江利彦著
- ド・ロ版画におけるキリシタン用語 / 郭南燕著
- 西欧諸国における民衆画と語り、唄 / 原聖著
Description and Table of Contents
Description
人々の心をとらえた「絵」と「ことば」。娯楽や信仰の対象として人々に親しまれた「民衆画」。そこには、しばしば「ことば」が添えられ、絵を説明し、ときに絵と共鳴し合うことで、その趣意を民衆の心に、より深く刻んだ。―『源氏物語』起筆の地とされる石山寺の土産の刷り物、中国の親孝行を説く書籍や年画に描かれた「二十四孝図」、近代欧州に広がっていた「呼び売り」の風習など、時代や場所を超えて、その奥深さを紹介する。
Table of Contents
- 第1章 石山寺「源氏の間」の紫式部霊宝図と詞書の表象―「紫式部影」と「紫式部所持源氏物語書写硯」
- 第2章 初山団扇絵を描いた日本画家 唄野蛾生―群馬県館林市富士原町の富士嶽神社における初心参りを中心に
- 第3章 民衆絵巻の図像・詞書・画中詞と絵解き―「矢田地蔵縁起絵」「矢田地蔵毎月日記絵」を中心に
- 第4章 年画「二十四孝図」の詞書の源を考える
- 第5章 ベトナム(越南)中部南端―チャムの厄除け 降霊儀礼の舞台幕「パニン布絵」について
- 第6章 ド・ロ版画におけるキリシタン用語
- 第7章 西欧諸国における民衆画と語り、唄
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