国立大学教授のお仕事 : とある部局長のホンネ

Bibliographic Information

国立大学教授のお仕事 : とある部局長のホンネ

木村幹著

(ちくま新書, 1852)

筑摩書房, 2025.4

Title Transcription

コクリツ ダイガク キョウジュ ノ オシゴト : トアル ブキョクチョウ ノ ホンネ

Available at  / 91 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

Description and Table of Contents

Description

時は一九九三年。若き政治学者・木村幹(二七歳)は、愛媛大学法文学部に助手として採用された。「雇用の安定した国立大学に就職し、研究に集中したい」という夢が早々に叶い、これで韓国の政治文化研究に打ち込めると思いきや、国立大学の置かれた状況は刻一刻と悪化していく。神戸大学に移るも、二〇〇四年の独立行政法人化により研究費も人員も削減され、予算獲得のための仕事が日々の研究を圧迫する。昇進しても、小さいパイの取り合いで疲弊するばかりだ。還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい国立大学の三〇年。

Table of Contents

  • 序章 国立大学三〇年
  • 第一章 大学教授はどう採用される
  • 第二章 組織としての大学のガバナンス
  • 第三章 大学教員の働き方
  • 第四章 学会でのお仕事
  • 第五章 大学教員を育てる
  • 第六章 営業する大学教員
  • 第七章 大学は海外に活路を見出す

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top