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アヴァンギャルドとジェンダー : イタリア・ドイツ・ロシアの前衛芸術と文学

西岡あかね編

東京外国語大学出版会, 2025.3

Other Title

アヴァンギャルドとジェンダー : イタリアドイツロシアの前衛芸術と文学

Title Transcription

アヴァンギャルド ト ジェンダー : イタリア・ドイツ・ロシア ノ ゼンエイ ゲイジュツ ト ブンガク

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

文献あり

執筆者: 西岡あかね, 小久保真理江, 香川檀, 小松原由理, 山口庸子, 柴田隆子, 梶彩子, 河村彩, 前田和泉

本書に登場した人物: 巻末p1-17

図版出典: 巻末p18-23

Contents of Works

  • アヴァンギャルドとジェンダー / 西岡あかね著
  • 変容する女性の意識と身体 : ローザ・ロザの小説『三つの魂を持つ女』における変容の感覚 / 小久保真理江著
  • ありえた別のアヴァンギャルドを探して : エミー・ヘニングスと表現主義 / 西岡あかね著
  • ダダ&構成主義と、女たちの"サフィック・モダニティ" : ハンナ・ヘーヒとティル・ブルクマンの共生 / 香川檀著
  • 男性性ファンタジーと夢 : ラウール・ハウスマンの『ピュレ』における語りと写真 / 小松原由理著
  • 顔の危機 : ドイツ語圏の表現舞踊における仮面と女性性 / 山口庸子著
  • バウハウスの女性たち : イメージからの脱却と挑戦 / 柴田隆子著
  • 女性は踊る : ロシア・アヴァンギャルドとダンス・ブーム / 梶彩子著
  • 新しい女性がまとう服 : ロシア・アヴァンギャルドのコスチューム・デザイン / 河村彩著
  • ロシア・アヴァンギャルドの〈働く女〉 : ゴンチャローワ、マレーヴィチから社会主義リアリズムへ / 前田和泉著

Description and Table of Contents

Description

二〇世紀初頭、アヴァンギャルド運動は先鋭的に「新しい人間」像を求める一方、ジェンダーに関しては未だ保守的なイメージを払拭できずにいた。男性芸術家が中心を占めていた運動に、女性たちは自らの体験を語るための言葉を求めながら、あるいは演芸や舞踊、手芸、服飾デザインなど周辺化されたジャンルから飛び込んでいく。体験された女性性の視点から新たな芸術家像を形成する女性たちと、自らの男性性の捉え直しを迫られた男性たち。九つの論考から、ジェンダーイメージがせめぎあうアヴァンギャルド運動を見つめ直す。

Table of Contents

  • 第一部 アヴァンギャルド運動におけるジェンダー布置(変容する女性の意識と身体 ローザ・ロザの小説『三つの魂を持つ女』における変容の感覚;ありえた別のアヴァンギャルドを探して エミー・ヘニングスと表現主義;ダダ&構成主義と、女たちの“サフィック・モダニティ” ハンナ・ヘーヒとティル・ブルクマンの共生;男性性ファンタジーと夢 ラウール・ハウスマンの『ヒュレ』における語りと写真)
  • 第二部 新たな女性像の探求と実践(顔の危機 ドイツ語圏の表現舞踊における仮面と女性性;バウハウスの女性たち イメージからの脱却と挑戦;女性は踊る ロシア・アヴァンギャルドとダンス・ブーム;新しい女性がまとう服 ロシア・アヴァンギャルドのコスチューム・デザイン;ロシア・アヴァンギャルドの〈働く女〉 ゴンチャローワ、マレーヴィチから社会主義リアリズムへ)

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