「よい市民」形成とアメリカの学校 : 革新主義期における愛国心の教育と多様性の保障

書誌事項

「よい市民」形成とアメリカの学校 : 革新主義期における愛国心の教育と多様性の保障

宮本健市郎, 佐藤隆之著

(早稲田大学学術叢書, 061)

早稲田大学出版部, 2025.3

タイトル別名

よい市民形成とアメリカの学校 : 革新主義期における愛国心の教育と多様性の保障

The making of "good citizens" in American schools : fostering patriotism and ensuring diversity during the progressive era

タイトル読み

ヨイ シミン ケイセイ ト アメリカ ノ ガッコウ : カクシン シュギキ ニ オケル アイコクシン ノ キョウイク ト タヨウセイ ノ ホショウ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

英文タイトルは標題紙裏による

参考文献: p369-388

内容説明・目次

内容説明

「よい市民」とはだれをさすのか。いつ、なぜ、つくられたのか。アメリカの壮大な市民性教育の実験。愛国心を重視したジョセフ・リー、クラレンス・A.ペリーと多様性を尊重したジョン・デューイとを対比させる。

目次

  • アメリカ革新主義期における「よい市民」形成の思想と実態
  • 第1部 「よい市民」とはなにか 思想・理念の解明(ジョセフ・リーにおける慈善とリクリエーションの思想 アメリカ遊び場協会での仕事を中心に;ジョセフ・リーにおける「よい市民」形成の論理;デューイにおける「よい市民」の理念 読解「教育の根底にある倫理的原理」(1897);デューイにおける「よい市民」の探求 「よさの多様性」)
  • 第2部 学校は「よい市民」を形成する場となりうるか 学校になにを期待するか(アメリカにおける遊び場運動の起源と展開 子ども救済からリクリエーションへ;社会センターとしての学校の実験と挫折 校舎開放からコミュニティ・センターへ;デューイの社会センターとしての学校における市民形成 福祉=幸福(welfare)概念に注目して;社会センターとしての学校における市民性教育の実態 ニューヨーク市におけるゲーリー・プランの実験)
  • 第3部 愛国心・忠誠心の教育が「よい市民」の形成になるか コミュニティ・儀式・授業(学校によるコミュニティ形成と国民形成 コミュニティ・センターから近隣住区論へ;アメリカの公立学校における国旗掲揚運動の起源と機能転換 統合から排除へ;市民性プロジェクトの授業とアメリカ化 帰化プロジェクトの実際;帰化プロジェクトにおける忠誠心の教育と課題)
  • 「よい市民」形成の実態と論理

「BOOKデータベース」 より

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