悪の法哲学 : 神的暴力と法 Rechtsphilosophie als Theorie des Bösen : mythische Gewalt im Recht

書誌事項

悪の法哲学 : 神的暴力と法 = Rechtsphilosophie als Theorie des Bösen : mythische Gewalt im Recht

仲正昌樹 [著]

作品社, 2025.3

タイトル読み

アク ノ ホウテツガク : シンテキ ボウリョク ト ホウ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

収録内容

  • カフカの『審判』から見た相模原殺傷事件
  • シュミットの『政治神学』のポストモダン的な再考
  • シュタールとシュミット
  • ドラッカーのシュタール論
  • ポストモダン状況における『政治的なものの概念』
  • ランシエールはシュミット的か?
  • 法の「形式」をめぐって
  • バリオンのシュミット批判
  • ケルゼンとシュミット
  • フロイトとケルゼンとバリバール
  • コロナ禍で再浮上したフーコーの権力論

内容説明・目次

内容説明

神話的カオスに通じる制御不可能なダークな力。それに支えられた「法」。普段、表に出てこないその力は、トランプ登場、コロナ禍のような「例外状態」で表面に噴出するのか?カール・シュミットを軸に、相模原殺傷事件、カフカ、ケルゼン、フロイト、ランシエール、ドラッカー、アガンベン、フーコーなどを参照し、「法」と「法外なもの」の狭間の闇に迫る。著者の法思想の集大成。

目次

  • まえがき 「法」のダークサイド
  • 第1章 カフカの『審判』から見た相模原殺傷事件―「掟の門」が示唆する「法」と「法外なもの」の境界線
  • 第2章 シュミットの『政治神学』のポストモダン的な再考
  • 第3章 シュタールとシュミット―法学とキリスト教保守主義
  • 第3章 補論 ドラッカーのシュタール論―法学とキリスト教保守主義
  • 第4章 ポストモダン状況における『政治的なものの概念』
  • 第4章 補論 ランシエールはシュミット的か?
  • 第5章 法の「形式」をめぐって―シュミットから見たゾームとシュタムラー
  • 第5章 補論 バリオンのシュミット批判
  • 第6章 ケルゼンとシュミット―純粋法学に内在する神学
  • 第6章 補論 フロイトとケルゼンとバリバール
  • 第7章 コロナ禍で再浮上したフーコーの権力論
  • あとがき 「闇」を抱える近代法

「BOOKデータベース」 より

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