誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇
著者
書誌事項
誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇
(集英社新書, 1261F)
集英社, 2025.4
- タイトル別名
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Un occident kidnappé ou la tragédie de l'Europe centrale
Unesený západ
誘拐された西欧あるいは中欧の悲劇
- タイトル読み
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ユウカイ サレタ セイオウ、 アルイワ チュウオウ ノ ヒゲキ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
フランス語版 (Paris : Gallimard, 2021) を底本とし、チェコ語版 (Brno : Atlantis, 2023) を随時参照した
内容説明・目次
内容説明
中欧のチェコに生まれたミラン・クンデラは二〇世紀後半の歴史と文学を「中欧」という視点から体現した作家。二〇二三年の没後、作品の再検証を試みる機運が高まるなか、クンデラが生涯をかけて探求した概念「中欧」と「小民族」を巡る両論考は作家の世界観を理解するための貴重な証言と言える。また、主体的な関与がないまま自国の運命が一変するという「小民族」の置かれている状況は、現在のウクライナやパレスチナの情勢にも援用可能な視点であり、その警鐘は鳴りやむどころか世界中に響き渡っている。
目次
- 文学と小民族(解説(ジャック・ルプニク);文学と小民族 チェコスロヴァキア作家大会での演説(一九六七年))
- 誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇(解説(ピエール・ノラ);誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇(一九八三年))
「BOOKデータベース」 より