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レス・ザン・ワン : 詩について詩人について自分について

ヨシフ・ブロツキー [著] ; 加藤光也 [ほか] 共訳

みすず書房, 2025.5

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レスザンワン : 詩について詩人について自分について

Title Transcription

レス・ザン・ワン : シ ニ ツイテ シジン ニ ツイテ ジブン ニ ツイテ

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

原著 (New York : Farrar, Straus and Giroux, 1986) に収められた18篇のうち1篇「ビザンチンからの逃走」を割愛したもの

その他の訳者: 沼野充義, 斉藤毅, 前田和泉, 工藤順

ブロッキー作品の主な邦訳: p541-542

Contents of Works

  • レス・ザン・ワン
  • 哭き歌のムーサ
  • 振り子の歌
  • 改名された街の案内
  • ダンテの影のもとで
  • 独裁政治について
  • 文明の子
  • ナデージダ・マンデリシュターム(一八九九-一九八〇)追悼
  • 元素の力
  • 潮騒
  • 詩人と散文
  • ある詩について
  • 空中の大惨事
  • W・H・オーデンの「一九三九年九月一日」について
  • 師の影を喜ばせるために
  • 卒業式の講演
  • 一つと半分の部屋で

Description and Table of Contents

Description

20世紀後半最大のロシア詩人、ノーベル文学賞受賞者ヨシフ・ブロツキー(1940‐96)の真髄をしるすエッセイ集の日本語版をここに刊行する。全篇を通じて詩の魅力と可能性を存分に語り、同郷のアフマートワ、マンデリシュターム夫妻への思いを綴り、カヴァフィスやモンターレやウォルコットを論じる。なかでもマリーナ・ツヴェターエワの詩「新しき年の辞」と、ブロツキーが最も敬愛する詩人W・H・オーデンの詩「1939年9月1日」を分析した長大な二篇は精緻で深遠で、詩論の見本のような出来になっている。さらに、本書の巻頭と巻末に置かれ、幼年期から1972年に国外追放されるまでのソ連時代の生活を描いた「レス・ザン・ワン」と「一つと半分の部屋で」は、痛切に読者の心に響く。全17篇のすべてが格調高く、リアルで瑞々しい。

Table of Contents

  • レス・ザン・ワン
  • 哭き歌のムーサ
  • 振り子の歌
  • 改名された街の案内
  • ダンテの影のもとで
  • 独裁政治について
  • 文明の子
  • ナデージダ・マンデリシュターム(一八九九‐一九八〇)追悼
  • 元素の力
  • 潮騒
  • 詩人と散文
  • ある詩について
  • 空中の大惨事
  • W・H・オーデンの「一九三九年九月一日」について
  • 師の影を喜ばせるために
  • 卒業式の講演
  • 一つと半分の部屋で

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Details

  • NCID
    BD11604185
  • ISBN
    • 9784622097655
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    549p
  • Size
    20cm
  • Classification
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