菊池事件 : ハンセン病差別の壁をこえるために

書誌事項

菊池事件 : ハンセン病差別の壁をこえるために

徳田靖之 [著]

かもがわ出版, 2025.5

タイトル読み

キクチ ジケン : ハンセンビョウ サベツ ノ カベ オ コエル タメ ニ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

国立療養所菊池恵楓園入所者自治会の機関誌『菊池野』連載を出版したもの

菊池事件関連年表: p168-169

内容説明・目次

内容説明

1951年、熊本県でダイナマイトが投げ込まれる殺人未遂事件が起こった。この時の被害者は翌年、山中で惨殺死体で発見。逮捕されたのはハンセン病患者であるとされたFさん(当時28歳)。被害者が、Fさんをハンセン病患者だと県に報告し、Fさんは療養所への入所を勧告されたことから、恨みによる殺人と疑われたのだ。無実を訴えながらも、療養所内の「特別法廷」という名の隔離法廷でFさんは死刑判決を受け、1962年に刑が執行された。Fさんは、公開の裁判を受ける権利も人間としての尊厳も否定され、葬り去られた。日本初となる死刑執行後の再審・無罪を求めて。

目次

  • 第一章 死刑執行再審としての菊池事件―その現段階(再審事件としての菊池事件の特徴;死刑執行再審事件としての壁を克服するために;菊池事件再審請求の現段階と今後の展望)
  • 第二章 事件の概要と再審請求(入江信さんから託されたもの;つくられた凶器;つくられた親族供述;特別法廷の違憲性と国民的再審請求の意義)
  • 第三章 冤罪事件としての菊池事件―狭山事件との共通性(菊池事件と狭山事件;石川さんとFさん)
  • 第四章 なぜ菊池事件が起こったか―無らい県運動のさなかに(戦後の熊本県における無らい県運動の特徴;Fさんへの収容勧告からダイナマイト事件の発生前まで;ダイナマイト事件への疑問;ダイナマイト事件公判におけるFさんと不当判決)
  • 第五章 Fさんの「自白調書」を分析する(弁解録取書について;Fさんの供述調書)

「BOOKデータベース」 より

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