「孫子の兵法」思考術 : 大混迷時代のインテリジェンス

書誌事項

「孫子の兵法」思考術 : 大混迷時代のインテリジェンス

佐藤優著

新潮社, 2025.5

タイトル別名

孫子の兵法思考術 : 大混迷時代のインテリジェンス

タイトル読み

「ソンシ ノ ヘイホウ」シコウジュツ : ダイコンメイ ジダイ ノ インテリジェンス

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

「週刊新潮」に連載された「インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学」(2024年1月4・11日号~2024年12月26日号)に加筆修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

ウクライナ侵攻、中東情勢、朝鮮半島、そしてトランプ大統領…。今こそ『孫子』の「戦わずして勝つ」極意を学べ。

目次

  • 日本を巻き込む「飢餓」「疫病」「戦争」の復活 戦争は国家の重大事である(計篇)
  • CIAも参考にする紀元前四百年のスパイ活動 スパイには五種類ある(用間篇)
  • ロシア秘密警察に買春で脅された商社員の末路 郷間とは、敵の組織内に味方を作ることである(用間篇)
  • 政治家の二大行動原理「名誉」「利権」の利用法 内間は、敵の役人・政治家を籠絡して使うことである(用間篇)
  • 二重スパイには絶対なってはいけない理由 反間とは、二重スパイのことである(用間篇)
  • ゾルゲの名誉回復に寄与した「日仏合作映画」 死間は、味方のスパイを通じ、敵に偽情報を与えるスパイだ(用間篇)
  • 北方領土交渉を助けた「ゾルゲの墓参り」 死間は、味方のスパイを通じ、敵に偽情報を与えるスパイだ(用間篇)
  • ロシア訪問で政治・経済エリートに会う意味 生間は、敵地から生還して、収集した情報を伝える者である(用間篇)
  • スパイの世界で性悪説を原理とするのは 諜報は五種類のスパイで行うが、その元になる情報は反間による(用間篇)
  • 御しやすいバイデンをプーチンが褒め殺す訳 相手の側近や警護者の名前を把握し、味方のスパイに必ず調べさせるのだ(用間篇)
  • 価値観外交との訣別を表明した岸田首相の真意 成功できるのは、情報を先に得た者である(用間篇)
  • 日朝首脳会談「ミスターX」はなぜ粛清されたか 発表されていない諜報活動が他から伝われば、担当者とそれを伝えた者は共に死ぬことになる(用間篇)
  • フランシスコ教皇「ウクライナ白旗」発言の真意 戦争は迅速に切り上げることはあっても、長引かせてうまくいくことはない(作戦篇)
  • 露テロはISが狙う「キリスト教徒の殺し合い」 およそ戦いは、敵と対峙した後、奇策・奇襲によって勝利するものだ(勢篇)
  • 岸田首相の腹のうちを探る北朝鮮の情報戦 相手の腹づもりがわからなければ、交渉することはできない(軍争篇)
  • 中ロが警戒する21世紀版「大東亜共栄圏」 戦いに優れた者は、人心をまとめ、原則通りに作戦を行う。だから勝敗を支配することができる(形篇)
  • 中ロ朝封じ込めではない「防衛費増額」の思惑 智者は、どんな事柄でも、必ずプラスとマイナスがあることを考慮する(九変篇)
  • 受験の方程式「合理的学習計画×集中力×学習時間」 敵の十倍の兵力があれば包囲し、五倍なら攻撃し、二倍なら相手を分裂させる(謀攻篇)
  • 金与正ルートにかかる日朝首脳会議の実現 君主と補佐役が緊密であれば国は強く、意思疎通ができていなければ弱体化する(謀攻篇)
  • 欧米と敵対する意図なしプーチンの現実主義外交 戦争の原則は、敵は来ないと考えるのではなく、いつ来てもよい状態で待っていることである(九変篇)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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