関東大震災から日米開戦まで
著者
書誌事項
関東大震災から日米開戦まで
(新潮選書, . 荷風の昭和||カフウ ノ ショウワ ; 前篇)
新潮社, 2025.5
- タイトル読み
-
カントウ ダイシンサイ カラ ニチベイ カイセン マデ
大学図書館所蔵 件 / 全61件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
昭和に遊び、昭和に抗った「過激な個人主義者」荷風の生涯!関東大震災から急激に復興したモダン都市東京、カフェの女給や私娼などの新しい女たち、テロとクーデターに奔走する軍人…。激変する時代に何を見て、この「最後の文人」は反時代的傑作『濹東綺譚』を書き始めたのか?『断腸亭日乗』など永井荷風の全作品を徹底的に読み込み、昭和をまるごと描き出した文芸評論の到達点!
目次
- 偏奇館で関東大震災に遭う
- 食と共に復興する東京
- 作家になるまで
- 花とオペラと反骨精神
- 学ぶ荷風―柳北日記との出会い
- 円本ブーム
- 私娼という新しい女
- 私娼への思い―「かし間の女」と「ひかげの花」
- 銀座復興
- 中洲病院から隅田川へ
- 市川左團次との親交
- カフェ通い
- 「つゆのあとさき」に描かれた銀座
- モダン都市へと出てゆく女性たち
- 郊外住宅地の誕生
- 犬を飼う、探偵に依頼する
- 見え隠れする「暗い昭和」
- 小名木川への道
- 荒川放水路のほうへ
- 満州事変始まる〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より