わたしがナチスに首をはねられるまで
著者
書誌事項
わたしがナチスに首をはねられるまで
(新潮クレスト・ブックス)
新潮社, 2025.5
- タイトル別名
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Le mystère de la femme sans tête
- タイトル読み
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ワタシ ガ ナチス ニ クビ オ ハネラレル マデ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
原著(Éditions du Seuil , c2023)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
コロナ禍によるロックダウンで人気のない墓地を散歩していた女性ジャーナリストの著者は、第二次大戦の戦没者の区画でマリーナ・シャフロフという女性の墓に目をとめる。墓石には、死因として「斬首」と刻まれていた。その史実を知らなかった著者は、彼女について調べ始める。ロシア系移民のマリーナは、ナチスの占領後間もない1941年、ナチスの将校を単身襲い、翌年に処刑されたという。ベルギーでの最初の抵抗運動とも言えるこの行為は戦後忘却され、それどころか、マリーナの夫がレジスタンスの英雄と称賛されていた。著者自身、男性中心の世間でさまざまな抑圧やハラスメントに苦しんできた。マリーナと自身の境遇のあまりの符合に、史料だけでは見えない真実を求めて、著者は小説として書き始める。
「BOOKデータベース」 より