脳のリズム
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Bibliographic Information
脳のリズム
みすず書房, 2025.6
- : 新装版
- Other Title
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Rhythms of the brain
- Title Transcription
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ノウ ノ リズム
Available at / 26 libraries
-
Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Pharmaceutical Sciences Library, University of Tokyo図書
: 新装版491.371:N935810453067
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
監訳: 渡部喬光
参考文献: p439-463
Description and Table of Contents
Description
「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リズム現象の見方を一変させ、すでに現代の古典となっている。本書はその待望の邦訳。脳内のリズム現象は私たちの認知機能の中核を担っている。脳の中では振動子としてのニューロンが集団的に同期しつつ、f分の1揺らぎ、時間窓によるスイッチング、確率共振といった特性を利用しながら、思考や記憶などの複雑かつ統合された能力を創発するシンフォニーを奏でているのだ。本書は初歩から説き起こされているが、全体としては驚くほど包括的に書かれており、読み終わるころには振動ダイナミクスと認知機能の関連が具体的に見えてくる。たとえば後半の第11章(Cycle 11)では、場所細胞のスパイクという細胞レベルの現象と、θサイクルというネットワークの振動現象によって、動物が周囲の空間を把握し、予測し、記憶しながら移動できる仕組み(空間ナビゲーション)を機械論的に説明しきっており、圧巻だ。神経科学の最前線を長年走ってきた著者による一貫したビジョンに基づき、まさに脳の捉え方を変える、刺激的な一冊。
Table of Contents
- 1 はじめに
- 2 構造が機能を規定する
- 3 皮質の機能の多様性は抑制によってもたらされる
- 4 脳の機能を覗き見る窓
- 5 リズムのシステム―単純なダイナミクスから複雑なダイナミクスへ
- 6 振動による同期化
- 7 脳のデフォルト状態―休息中、睡眠中の自己組織化された振動
- 8 経験がデフォルトパターンをかき乱す
- 9 γのざわめき―目覚めている脳における振動による結びつけ
- 10 知覚と行為は脳の状態に依存する
- 11 「もうひとつの皮質」での振動―現実と記憶の空間を航行する
- 12 振動によるシステムのカップリング
- 13 一筋縄ではいかない問題
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