「言った者勝ち」社会 : ポピュリズムとSNS民意に政治はどう向き合うか

書誌事項

「言った者勝ち」社会 : ポピュリズムとSNS民意に政治はどう向き合うか

朝日新聞取材班著

(朝日新書, 1009)

朝日新聞出版, 2025.6

タイトル別名

言った者勝ち社会

タイトル読み

「イッタモノガチ」シャカイ : ポピュリズム ト SNS ミンイ ニ セイジ ワ ドウ ムキアウカ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

文献: p241-244

内容説明・目次

内容説明

各政党は「民意」をどう分析しているのか?最新の世論調査と情勢調査で見るリアル・ポリティクス 大衆社会における個人の「原子化(アトム化)」が進む今、政治の世界、とりわけ選挙では、短い言葉でメリハリの利いたことを言った方が「勝ち」となる。たとえそれが、実現不可能であったとしても、だ。ポピュリズム(大衆迎合主義)によって民意をまとめる手法は危ういが、SNSによる虚実ないまぜの膨大な情報は、選挙のあり方を変えている。派閥・中間団体が消滅し、ポピュリズム的傾向を強める現代日本の政治状況を、独自取材で追ったノンフィクション。

目次

  • 序章 民意とは何か―現在に続く中曽根康弘の嘆き
  • 第1章 SNSと動画サイト―2024年の選挙を振り返る
  • 第2章 世論調査と情勢調査―マスコミと政党はどのように選挙分析しているか
  • 第3章 中間団体の衰退とポピュリズム―SNS民主主義の危険性を考える
  • 第4章 岩盤支持層と分断的手法―55年体制以降の「人気取り」の変遷
  • 第5章 派閥を解消した自民党―一気に力を失う「大物」たち
  • 第6章 「砂の民意」のもとで進む多党化―参政党の「オーガニック信仰」と神社崇拝etc.

「BOOKデータベース」 より

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