最高裁長官石田和外 : 日本的司法を定礎した天皇主義者
著者
書誌事項
最高裁長官石田和外 : 日本的司法を定礎した天皇主義者
岩波書店, 2025.6
- タイトル別名
-
Kazuto Ishida
石田和外 : 最高裁長官 : 日本的司法を定礎した天皇主義者
- タイトル読み
-
サイコウサイ チョウカン イシダ カズト : ニホンテキ シホウ オ テイソ シタ テンノウ シュギシャ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
その他のタイトルはジャケットによる
参考資料: p295-305
石田和外年譜: p311-319
内容説明・目次
内容説明
一九六九年、第五代最高裁長官に就任した石田和外。新憲法の精神に即したリベラルな法解釈による判決、東大安田講堂事件へと続く学生運動の激化を「国難」と憂えた自民党保守派の重鎮が、佐藤栄作首相に直談判した結果だった。社会防衛のためには人権よりも秩序が重要という石田の姿勢は、司法権の独立に邁進する一方で、護憲を掲げた自主組織「青年法律家協会」(青法協)メンバーの再任・任官を拒否した「ブルーパージ」、公務員の労働基本権否定など、人事・裁判の両面で強固な統制を成功させた。今日に至る封建的・保守的な「日本的司法」の礎を築き、退官後は「日本会議」の前身を結成した天皇主義者の実像を描く。
目次
- 第一章 正義に徹する道 一九〇三―一九四五(剣道に打ち込んだ青春時代;裁判官を志望するまで ほか)
- 第二章 「新しい」裁判所を創る 一九四五―一九六三(司法官僚として頭角を現す;六年五か月にも及んだ事務総局事務次長在任 ほか)
- 第三章 最高裁でかかわった重大事件 一九六三―一九七〇(最高裁判事として決着をつけた八海事件;「司法の危機」時代のはじまり ほか)
- 第四章 裁判官に対する国民の信頼 一九七〇―一九七三(「公正らしさ」論と思想審査 ブルーパージの発動(1);宮本判事補再任拒否事件 ブルーパージの発動(2) ほか)
- 第五章 英霊 一九七三―一九七九(保守派の広告塔として;「剣道の達人」の頂点に立つ ほか)
「BOOKデータベース」 より