仮面考
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書誌事項
仮面考
亜紀書房, 2025.8
- タイトル読み
-
カメンコウ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
『すばる』(集英社) 誌上にて連載 (2022年2月~2024年3月号) を再編集, 加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
〈仮面〉とは、世界と自己とのあわいにおいて曖昧な〈私‐他者〉を重層的に形づくる文化的な仕掛けであった。日本人は古来、素顔の奥を直感的に見通す、不思議な視線を持ちあわせていた。本書は、〈顔〉が表層の記号と化し、〈仮面〉が自己偽装の道具と成り果てた時代に世界の仮面文化、芸能、文学、絵画、映画を渉猟しながら、人間の生のあり方を根底から問い直そうとする、「革命の書」である。
目次
- 1 顔、面、ペルソナ 和辻哲郎に導かれて
- 2 〈うしろ向きに未来に入る〉こと 戸井田道三と能面
- 3 諷刺と蜚語の王国 金芝河における仮面の叛乱
- 4 他者性の乱舞 メキシコと仮面
- 5 ヴァンクーヴァー島への小さな旅 レヴィ=ストロース『仮面の道』を傍らに
- 6 恐怖と仮面 ポーからボルヘスへ
- 7 苦く甘美な喧噪 ジェームズ・アンソールと仮面の祝祭
- 8 哲学者の夢の涯てに プルチネッラと永遠の生
- 9 隠喩としての仮面 ファノン、セゼール、ボールドウィン
- 10 仮面の解剖学 安部公房における〈顔の喪失〉
- 11 ポスト・フェストゥムの仮面 セリエント、吉岡実、ベンヤミン
- 12 死者の召喚 三つの仮面劇をめぐって
- 13 もう一つのペルソナ 〈仮面の政治学〉の彼方へ
「BOOKデータベース」 より