海峡両岸知識人の漂泊と越境
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書誌事項
海峡両岸知識人の漂泊と越境
三元社, 2025.10
- タイトル読み
-
カイキョウ リョウガン チシキジン ノ ヒョウハク ト エッキョウ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
参考文献: p425-438
収録内容
- 序論
- 張深切における政治と文学
- 楊基振とその時代
- 台湾知識人における「抗日戦争」
- 戦後台湾における「国語」運動の展開
- 戦後台湾における中国人木版画家黄栄燦の足跡
- 流用(appropriation)と統合(integration)
- 「藤野先生」は台湾へ
- 越境者の越境と虚構
- 歴史・記憶とディスクール
- 台湾の文学から台湾文学へ
- 結論
- 興民と小説の位置づけ
- 台湾文学作品における台湾語
- マレーシア華人の文化郷愁と原郷の追求
- 〈書評〉比較の視野による抒情伝統論
- 〈書評〉融合の地・香港文学史の構築
内容説明・目次
内容説明
台湾におけるディアスポラ経験の歴史的構造と文化的越境。移民・植民・遺民―台湾の歴史に刻まれた多層的なディアスポラ経験は、地域的特殊性を超えて世界史的普遍性を帯びる。本書は、1930年から50年代の台湾の文化再構築、言語政策、文学の越境と再生を通じて、アイデンティティの揺らぎと文化的意味の生成を探る。制度分析と個人の語りを交差させながら、台湾という場における「存在/不在」の歴史的位相を照射する。
目次
- 故郷と異郷(張深切における政治と文学―自伝作品に映された人生の足跡;楊基振とその時代―日記に写されたある台湾知識人の心理変化;台湾知識人における「抗日戦争」)
- 戦後台湾文化の再構築(戦後台湾における「国語」運動の展開―魏建功の役割をめぐって;戦後台湾における中国人木版画家黄栄燦の足跡―魯迅木版画思想伝播の役割をめぐって;流用(appropriation)と統合(integration)―戦後台湾における台湾研究の展開)
- テキストの越境と再生(「藤野先生」は台湾へ;越境者の越境と虚構―陶晶孫「淡水河心中」論;歴史・記憶とディスクール―朱天心『古都』論;台湾の文学から台湾文学へ―台湾文学の日本語訳とパラダイムシフト)
- 余滴(興民と小説の位置づけ―許寿裳遺稿「中国小説史」初探;台湾文学作品における台湾語―エクリチュールの邦訳問題を考える;マレーシア華人の文化郷愁と原郷の追求―『吉陵鎮ものがたり』を読む;書評 比較の視野による抒情伝統論―陳国球『抒情伝統論與中国文学史』について;書評 融合の地・香港文学史の構築―「香港文学大系1919−1949」を評す)
「BOOKデータベース」 より