「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学 : ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜 Aesthetics of "sentio, ergo sum:" : genealogy of "feeling" and "sensation" in the German enlightenment

書誌事項

「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学 : ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜 = Aesthetics of "sentio, ergo sum:" : genealogy of "feeling" and "sensation" in the German enlightenment

杉山卓史著

思文閣出版, 2025.12

タイトル別名

われ感ずゆえにわれ在りの美学 : ドイツ啓蒙主義における感情と感覚の系譜

タイトル読み

「ワレ カンズ、ユエ ニ ワレ アリ」ノ ビガク : ドイツ ケイモウ シュギ ニオケル「カンジョウ」ト「カンカク」ノ ケイフ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

文献表: 巻末p20-38

内容説明・目次

内容説明

一八世紀、バウムガルテンの手により誕生した美学は、当初「感性の学」として構想された。しかしその後ヘーゲルらによる再編を経て、「美」や「芸術」の哲学へと変容していく。本書はそうした歴史的展開を踏まえつつも、一八世紀ドイツに端を発する美学の原点に立ち返り、「感情/感触(Gef¨uhl)」と「感覚(Empfindung)」という二つの概念に光を当てる。カント、ヘルダー、メンデルスゾーンらの思想のなかで、これらの概念はいかに捉えられ、そしてどのように美学の理論形成に寄与してきたのか。さらには、アカデミーの懸賞課題や翻訳といった当時の外的要因、実際の芸術現象たる多感様式の分析など、多角的な視点からその展開を探りつつ、現代の美学的議論や認知科学にも通じる知的地平を拓く。

目次

  • 1 感情(ヘルダーにおける「われ感ず、ゆえにわれ在り」;美的判断における自己触発―「心の哲学」から見たカントの感情論;近世美学における「心臓の言語」―バウムガルテンとカント;Gef¨uhlは「触覚」か(いつから)「感情」か)
  • 2 感覚(メンデルスゾーンの感覚論―美と倫理の結合子としての虚構;ヘルダーの感覚論―『認識と感覚』の同時代的位置;カントの感覚論―「共通感覚中枢」をめぐるゼンメリンクとの対話;ヴィンケルマンの感覚論―『感覚能力論』読解の試み;Empfindnis概念小史;「多感様式」をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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