古代政治史における天皇制の論理

書誌事項

古代政治史における天皇制の論理

河内祥輔著

(古代史研究選書)

吉川弘文館, 1986.4

タイトル読み

コダイ セイジシ ニオケル テンノウセイ ノ ロンリ

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内容説明・目次

内容説明

日本古代政治史の研究は、ともすれば、飛鳥・奈良・平安(前期・後期)等の各時代に分断されがちである。しかし、これらの全時代に一貫して、古代独特の論理の働きがあることを見過ごしてはならない。その基調にあるものこそ、天皇制の価値観(直系主義)ではなかろうか。本書はかかる視点から政治史上の諸事件に独自の解釈を加え、新たな日本古代像を浮彫にする。

目次

  • 第1 6世紀型の皇統形成原理
  • 第2 8世紀型の皇統形成原理
  • 第3 奈良時代後期政治史の基調
  • 第4 光仁系皇統の成立
  • 第5 幼帝と摂政
  • 第6 光孝擁立問題の視角
  • 第7 宇多「院政」論

「BOOKデータベース」 より

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