カイエ・ド・クリティク
著者
書誌事項
カイエ・ド・クリティク
(吉田秀和全集, 12,
白水社, 1979.4-1986
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- タイトル別名
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カイエドクリティク
- タイトル読み
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カイエ・ド・クリティク
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内容説明・目次
内容説明
この巻は、全集第2期のときに第12巻としてまとめた「カイエ・ド・クリティク1」の続きである。このうち2、3章はそれぞれ単行本として出版したものを、ほぼ、そのまま収録した。「ほぼ」というのは、そのうちの二つはもともと講演のためにつくった原稿だったので、ここでは改めて5章として「講演」に編入したからである。また4章には雑誌『音楽芸術』に多年「かいえ・どぅ・くりちっく」として寄稿してきたもののなかからと、それから、同じように、すでに10年以上『朝日新聞』に「音楽展望」という見出しのもとに書いてきたもののなかから、抜粋したものとが集められている。両者からの抜粋は、ヴィデオのカセット、テープ、ディスクなどを通じての体験を中心とした。
目次
- 自伝抄
- 響きと鏡(チャップリン—自己分裂の自覚;孤心からうたげへ;華麗なる未熟;TVの歴史ドラマ;近代日本最初の批評家;ヴィスコンティの世界 ほか)
- 音楽の光と翳(ジークフリート;ヘンデルと力士;菩提樹の花の香り;酒場を吹きぬけたメンデルスゾーン;ヘルマン・ヘッセの口笛;ベートーヴェンの音って?;モーツァルトの手紙;メンデルスゾーンの手紙 ほか)
- LPとカセット
- CDの楽しみ
- ヴィデオ・ディスク体験記
- オペラの映像化
- テレビ雑感
- 松食い虫
- 時の流れによせて私と音楽
- “声”が人生の真実を照らし出すとき
- 「変な夢」—一つのファルス
- グレン・グールドとは何か
- 教養としての音楽
- 芸術と人生
「BOOKデータベース」 より