忘れられた日本人
著者
書誌事項
忘れられた日本人
(岩波文庫, 青(33)-164-1)
岩波書店, 1984.5
- タイトル読み
-
ワスレラレタ ニホンジン
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注記
底本: 未来社, 1960.2
文章の大半は雑誌『民話』の第3号から隔月に1回ずつ10回にわたって「年寄たち」と題して連載したもの
著者の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907‐81)が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフヒストリーをまじえて生き生きと描く。辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台にうかびあがらせた宮本民俗学の代表作。
目次
- 対馬にて
- 村の寄りあい
- 名倉談義
- 子供をさがす
- 女の世間
- 土佐源氏
- 土佐寺川夜話
- 梶田富五郎翁
- 私の祖父
- 世間師
- 文字をもつ伝承者
「BOOKデータベース」 より