怠け数学者の記
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怠け数学者の記
岩波書店, 1986.5
- タイトル読み
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ナマケ スウガクシャ ノ キ
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怠け数学者の記
1986
限定公開 -
怠け数学者の記
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内容説明・目次
内容説明
南米に棲む動物にナマケモノというのがいる。この動物こそ私の理想であると小平博士はいう。博士はいうまでもなくフィールズ賞に輝く数学界の泰斗である。本書は戦後初に招聘されたプリンストン高級研究所からのたよりなどの随想をはじめ,科学・技術の問題,数学とその周辺のこと,日本の教育など,折にふれて書かれたエッセイ集である。“怠け数学者”の含蓄に富んだこの記録は読者に多くの示峻を与えるであろう。
目次
- プリンストンだより
- 思い出すことなど
- プリンストンにおける朝永先生
- ウルフ賞の話
- 学術交流の周辺〈聞き手〉伊東俊太郎
- 21世紀の主役へのメッセージ
- 科学・技術と人類の進歩
- 数学の不思議
- ノートを作りながら
- 数学の印象
- 一数学者の妄想
- 回顧と……
- 難かしくなった数学
- 発見の心理と平面幾何
- プリンストンの思い出
- ヘルマン・ワイル先生
- 数学とは何だろうか〈聞き手〉飯高茂
- このままでは日本は危ない
- 原則を忘れた初等・中等教育
- New Math批評
- 数学教育を歪めるもの
- 不可解な日本の数学教育
「BOOKデータベース」 より