韓国家族法入門
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韓国家族法入門
有斐閣, 1986.5
- タイトル読み
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カンコク カゾクホウ ニュウモン
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韓国家族法入門
1986
限定公開 -
韓国家族法入門
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注記
参考文献:p271-272
内容説明・目次
内容説明
法務省の「在留外国人統計」によると、日本に住んでいる外国人は約87万人であり、そのうち韓国人・朝鮮人が80%強を占める、となっています。それに伴って、日本の家庭裁判所では、韓国人と日本人とが関係する家族関係事件がふえ、その事件処理のうえからも韓国家族法の知識が必要になってきています。本書は、一般の人びとにも読みやすいように、韓国家族法について、日本人と関係ある問題も含めて33問設定し、わかりやすく解説します。資料とし、韓国の民法、戸籍法、家事審判法、国籍法等、関連する9法令を収録します。
目次
- 1 韓国家族法の特色について
- 2 韓国民法における親族とは、どの範囲の者をいうか
- 3 韓国特有の「姓」と「本」について
- 4 韓国の戸籍制度と日本の戸籍制度とはどのように異なるか
- 5 韓国民法には日本民法にない婚約の規定が設けられている。その内容について
- 6 未成年者が婚姻するには父母の同意が要るか
- 7 韓国民法では同姓婚、近親婚が禁止されている。その詳細について
- 8 韓国民法における婚姻の無効および取消について
- 9 韓国民法上、夫婦の財産関係はどのように定められているか。とくに日本民法と異なる点は
- 10 韓国民法には協議離婚について日本民法と異なる規定が若干認められる。それらについて
- 11 韓国民法の定める裁判上の離婚原因について
- 12 韓国民法でも、離婚した場合に慰謝料や財産分与の請求は認められるか
- 13 事実婚に対しては、どのような保護が与えられるか
- 14 韓国民法上の嫡出推定および嫡出否認の規定は、日本民法上のそれと類似しているか
- 15 韓国民法上の認知制度は、日本民法上のそれとどんな点で異なるか
- 16 韓国民法上の養子制度は、日本民法のそれとどのような点で異なるか
- 17 未成年である子(婚姻中の子、婚姻外の子および養子)に対する親権は誰が行なうか
- 18 韓国の後見制度は、日本の後見制度とどのように異なるか
- 19 韓国民法の親族会について
- 20 扶養義務者の範囲について、韓国民法と日本民法とは、どのように異なるか
- 21 韓国の現行相続制度には、どのような特色があるか
- 22 戸主相続人の順位およびその権利義務について
- 23 財産相続における相続人の順位および代襲相続について
- 24 1977年の民法改正は相続における女性の地位も向上させたといわれているが、その法定相続分はどのようになったか
- 25 遺産分割の方法について。また、遺産分割前に、相続人の中で自分の相続分を他人に譲渡した者がいる場合には、どうすればよいか
- 26 生前贈与や遺贈を受けた相続人については、遺産の分配はどのように行なわれるか
- 27 妻と3人の子(長男、二男、長女)が相続人である場合に、長女が相続放棄をしたとき、その相続分は誰に帰属するか
- 28 限定承認は相続人全員でしなければならないか
- 29 相続人が誰もいないとき、遺産はどうなるか
- 30 韓国民法における遺言は、日本民法における遺言とどのような点で異なるか
- 31 韓国民法における遺留分制度について
- 32 韓国の家庭法院ならびに家事審判法について
- 33 韓国民法附則、とくに2条と18条との関係について
「BOOKデータベース」 より