論駁 : ロッキード裁判批判を斬る

書誌事項

論駁 : ロッキード裁判批判を斬る

立花隆著

朝日新聞社, 1985.12-1986.9

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タイトル読み

ロンバク : ロッキード サイバン ヒハン オ キル

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内容説明・目次

巻冊次

2 ISBN 9784022555229

内容説明

山本七平氏は、角栄裁判に「慄然する」といい、裁判官はパブロフの犬の如く、「角栄」というベルが鳴ったので、「有罪」と条件反射を起こし、「実態とは関係なく」判決を下したという。私はむしろ、かくの如く、裁判の「実態とは関係なく」裁判批判をする人々が、言論誌上で次々とキャンペーンを展開していく事態の方に「慄然とする」—論駁ますます快調。デタラメな裁判批判が片端から木っ端微塵に粉砕されていく。
巻冊次

3 ISBN 9784022555236

内容説明

「1年余にわたったこの連載を終えるに当たり、最後に一言で、裁判批判者たちに対する反論を要約するならば、『デタラメをいうな』の一語である」—高名な大学教授、弁護士、政治家、ジャーナリストらが口々にならべたてたロッキード裁判批判の数々。その理非を、当代きっての知性が明らかにし、徹底的に論破するシリーズ、ここに完結!渡部昇一氏との公開論争も収録し、裁判批判論の迷妄にとどめをさす。

目次

  • 番外 序 事実にもとづいた議論をしていただきたい
  • 番外第1章 はしにも棒にもかからぬ幼稚な議論
  • 番外第2章 数カ条の疑問に100カ所以上のデタラメ
  • 番外第3章 「渡部氏は憲法を尊重する方と思うがいかがか」
  • 番外第4章 判決を読まずに判決が批判できるか
  • 番外第5章 尻尾をまいて逃げ出した渡部昇一氏
  • 番外 総括 殺しても殺しても生き返る煽情的言論人
  • 第43章 「採用証拠」必ずしも「有罪証拠」にあらず
  • 第44章 「カラスが黒いから、サギも黒い」という詭弁
  • 第45章 伝聞法則の例外規定は憲法と両立する
  • 第46章 伝聞証拠と英米法、大陸法
  • 第47章 「国外にいるため」の本質は主権行使の問題
  • 第48章 文理解釈ができない「文法教師」
  • 第49章 相対的不可欠性は絶対的不可欠性にあらず
  • 第50章 「刑法学の泰斗」も認めた特信情況
  • 第51章 「記録を止めましょう」で陰謀を妄想する荒唐無稽
  • 第52章 実態に目をつぶって特信情況を否定する机上の空論
  • 第53章 証拠能力と証明力を混同する「日本一の刑事弁護士」
  • 第54章 「日本の裁判全批判派」と「政治的田中擁護派」の野合
  • 第55章 突然始まった、なりふり構わぬ裁判引きのばし
  • 第56章 立証計画も出さずに証人40人、公判50回を要求
  • 第57章 「立証事項にかんがみ、必要性なし」の判断
  • 第58章 本気でなかった田中側の尋問請求
  • 第59章 「必要なし」による却下の法的根拠
  • 第60章 無罪盲信論者がデッチ上げた暗黒裁判論
  • 第61章 共犯者の自白がキメ手となる贈収賄事件
  • 第62章 要約すれば「デタラメをいうな」の一語である

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN00462883
  • ISBN
    • 4022553820
    • 402255522X
    • 4022555238
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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