不安と孤独のあれこれ : 社会変動と人生の危機
著者
書誌事項
不安と孤独のあれこれ : 社会変動と人生の危機
(模索する人間関係シリーズ)
学文社, 1986.3
- タイトル読み
-
フアン ト コドク ノ アレコレ : シャカイ ヘンドウ ト ジンセイ ノ キキ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
限定公開
大学図書館所蔵 件 / 全44件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
付:引用・参考文献
内容説明・目次
内容説明
日本人の大半が,中流意識をもっているという。しかしその「中流」は,心の安らぎを最低限保障しているのだろうか。日々のあわただしい時の流れの中にふとたち止まり,自分の周囲をみつめ,自分の心をのぞきこんだとき,突然深刻な孤独感に襲われ,激しい不安にさいなまれる機会は,意外なぐらい多いのではないか。豊かな社会で,種々の世代にみられる孤独と不安の諸相。その根源のあれこれを描いてみた。
目次
- 現代社会と不安のうずまき
- そのなりたち
- 乳・幼児期と不安・孤独感が作られるみなもと
- 乳・幼児期の発達課題と不安・孤独感のあらわれ
- 分離体験や母性的養育の剥奪
- 児童期の諸環境はどうある?
- 今、日本の子どもたちは
- 登校拒否をめぐって
- 登校拒否から家庭内暴力へ
- 青年期・その不安と孤独
- 女性となることをうけ入れることのむずかしさ
- 青年期の神経症に日本人らしさがあるか
- ステューデント・アパシー
- 駅弁大学が不本意入学の温床
- 壮年期を左右する仕事の重み
- ワーカホーリックの意味するもの
- 働きざかりが働きすぎに
- アルコール症をめぐって
- 酔っぱらい天国日本
- 壮年期とアルコール依存
- 初老期の現象は
- 初老の人をとりまくものは
- 初老期の自殺がふえる
- 初老期うつ病は何故多い
- 老年期には
- 老人が担う役割
- 長い老年期の生み出す悲劇
- 死を超えるもの
「BOOKデータベース」 より